コンサートレポート
\開催レポート/ BXホールでみんなのサマーコンサート!

2026年7月11日(土)に、「親子で楽しむクラシック みんなのことばBXホールシリーズ Vol.14」が開催されました。
文京区に本社のある文化シヤッター株式会社様のご協賛のもと、2017年より地域の親子のために定期開催している「親子で楽しむクラシック BXホールシリーズ」。
コンサート当日は、多くの親子の皆さまにご来場いただき、午前・午後あわせて2公演をお届けしました。
|
「親子で楽しむクラシック BXホールシリーズ」とは…? 文京区に本社のある文化シヤッター株式会社様のご協賛のもと、地域の親子が気軽に心を育てる“本物の体験”をできるコンサートをお届けするため、2017年にスタートしました。文京区・文京区教育委員会の後援、文京区社会福祉協議会等にもご協力をいただき、定期開催しています。 ▼CSR活動としてご紹介いただいています |
今回は「クラリネットって、しってる?」をテーマに、クラリネットの魅力をたっぷりとお届けする特別プログラム。
普段なかなか聴く機会の少ないクラリネット五重奏や季節を感じる音楽など、本格的なクラシックを親子で間近に楽しんでいただきました。
開演1時間前にはロビーをオープンし、ゼンドラ株式会社様のご協力のもと、子ども服の譲渡会を開催しました。
親子で洋服を選んだり会話を楽しんだりと、コンサート前から会場はあたたかな笑顔に包まれていました。

その後、ホールへ移動すると、いよいよコンサートの開演です。
コンサートの始まりは、まきおねえさんによる美しい歌声で『私を泣かせてください』を披露。
やさしく語りかけるような歌声が会場いっぱいに響き渡り、親子で静かに耳を傾ける姿が印象的でした。
お子さんがどんな表情で音楽を聴いているのか、そっと見つめる保護者の姿も多く見られ、親子で同じ音楽を感じる穏やかな時間が流れていました。

続いて、「クラリネット・ポルカ」の軽快なメロディーに合わせて、さやおねえさんが客席を歩きながら登場。
会場のすぐそばを通るクラリネットの音色に、子どもたちは思わず笑顔になり、自然と手拍子が始まります。

「クラリネットって、こんな音がするんだ!」
そんな新しい発見を、子どもたちはどんどん見つけることができます。

クラリネットならではの伸びやかな音色や軽やかなリズム、豊かな表現力を紹介しながら、さまざまな楽曲を披露しました。

『運命の力』より「La vita é inferno」では、クラリネットならではのやわらかく伸びやかな音色がホールいっぱいに響き渡ります。


ホールいっぱいに広がる美しいハーモニーを、目でも耳でも感じる特別な時間となりました。
クラシックの名曲を、こんなにも近い距離で体験できることは、みんなことばコンサートならではの魅力です。

演奏のあとは、今回のテーマでもあるクラリネット紹介コーナーへ。
「クラリネットは何でできているかな?」
「クラリネットは何個にわけられるのかな?」
クイズを交えながら、木でできていることや音の出る仕組み、楽器の特徴を紹介すると、子どもたちは元気いっぱいに答えながら参加してくれました。

続いて、ブラームス作曲《クラリネット五重奏曲》第1楽章を演奏。
ブラームスは、バッハ、ベートーヴェンと並び、ドイツ音楽を代表する作曲家「三大B(3B)」の一人として知られています。
子ども向けコンサートで、この名曲を演奏する機会は決して多くありません。
だからこそ今回は、「曲の持つ魅力をそのまま子どもたちにも届けたい」という思いを込めて、この作品をお届けしました。

クラリネットだけでなく、透き通るようなフルートの音色も加わり、それぞれの楽器が少しずつ役割を変えながら、一つの音楽をつくり上げていきます。
一つの楽器だけでは生まれない、たくさんの音が重なり合う迫力や音の深みを、子どもたちは間近で体感していました。
美しくかっこいい音色にじっと聴き入る子、体を動かしながら音を感じる子、思わず涙があふれる子など、その反応はさまざま。
同じ音楽を聴いていても、感じ方や表現の仕方は一人ひとり違うことを改めて感じる場面でした。

続く、七夕にちなんだ特別アレンジの演奏では、親子で歌を口ずさむ姿も。
会場全体がやさしい季節の空気に包まれました。

午前公演では、会場みんなで歌を楽しみ、午後公演では恒例となった指揮者体験コーナーを実施。
指揮棒を手にした子どもたちは、それぞれが感じたままに音楽を表現し、アーティストと目を合わせながら演奏をつくり上げました。


最後は全員で手拍子を合わせながら演奏に参加。
アンコールでは、おなじみのメロディーが流れると自然と歌声が重なり、会場いっぱいに笑顔が広がりました。



今回のコンサートでは、クラリネットをはじめ、さまざまな楽器や歌を通して、本物の音楽を親子で体験していただきました。
音楽は「聴く」だけでなく、「知る」ことで、もっと面白くなります。
コンサートを通して、心に残った一曲や一つの楽器、歌声との出会いをきっかけに、それぞれの「好き」や「やってみたい」を見つける時間となりました。

ご参加の皆さま、ありがとうございました!




午前・午後ともに、満席のお客様に温かい拍手をいただき、公演は無事に終了しました!
ご参加の皆さま、協賛の文化シヤッター株式会社様、ありがとうございました!!
次回のBXホールでのコンサートは、2026年12月19日(土)開催を予定しています。
詳細をどうぞお楽しみに!
終了後のアンケートでは嬉しいご感想がたくさん届きました!ほんの一部ですが、ご紹介します。
いただいたご感想は、すべてアーティスト・スタッフ一同で拝見しています。皆さま、ありがとうございました!
| どっぷりクラシックに浸ることができ、濃厚なひとときでした。知らない曲でも解説やパフォーマンスのおかげでさらに楽しむことができました。 |
| 気持ちのままに表現しても受け入れてくれる環境で素敵な音楽を体験できることは娘だけじゃなく親にとっても安心して楽しめる体験になりました。 |
|
どの曲も良かったですが、ブラームスの五重奏曲がとても感動しました!子供向けではなかなか演奏しないと言っていましたが、そういう選曲も一曲でもあると、親(音楽が好き)の満足度もぐぐっと上がり、今後も続けていただけると嬉しいです。2歳の子供もブラームスで真剣に聴き入っているようだったので、刺激になったようです。 |
|
ホールの大きさが広すぎず、演奏者・楽器を身近に感じることができました。かなり大騒ぎしていた娘ですが、コンサートの内容はしっかり覚えていて(後半はお昼寝してしまいました)帰宅後も楽しかったと言っています。素敵な時間をありがとうございました。 |

【写真左より】
ヴィオラ ゆうきさん(小倉 勇樹)
フルート かこおねえさん(齋藤華香)
クラリネット さやおねえさん(すとう さや)
司会・うた まきおねえさん(福岡真紀)
ヴァイオリン ことりおねえさん(古市琴梨)
X(旧Twitter)、Instagram、Facebookをぜひフォローしてご覧ください。
この投稿をInstagramで見る
みんなのことばは、プロの音楽家とともに、参加型クラシックプログラムを通して
子どもの心を育てる活動をするNPO法人です。
あなたのご寄付・ご支援によって、もっと多くの子どもに音楽が届きます