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コンサートレポート

東京都立武蔵台学園でコンサート(東京都府中市)

2024年9月6日と10月11日の2日間にわたり、文化庁「学校における文化芸術鑑賞・体験推進事業/ユニバーサル公演事業」を活用して、東京都立武蔵台学園に「みんなのコンサート」をお届けしました。

学校での公演(文化庁事業) | NPOみんなのことば

幼稚園・保育園以外にも、小学校、中学校、特別支援学校での経験も豊富なので、対象に合わせて最適なプログラムをお届

学校での公演

文化庁「ユニバーサル公演事業」とは

これまで実施されている「学校における文化芸術鑑賞・体験推進事業」の中で、“さらに多くの子どもたちが文化芸術に親しみ、文化芸術を通して表現の多様性を認識し、障がいへの理解を深める鑑賞・体験機会を提供することを目的としています。(学校における文化芸術鑑賞・体験推進事業のサイトより引用)

昨年度に続き、今年も開催した「みんなのコンサート」。9月6日開催の1日目は、午前の部に高等部1年生51名、午後の部に中等部全生徒48名を対象に2回に分けてプログラムをお届けしました。また、直接会場に来られなかった生徒たちに向けて、リアルタイムでコンサートの模様を配信しました。

10月11日開催の2日目公演では、高等部2年生、3年生の91名を対象に1公演をお届けしました。2日間にわたり全3公演を体育館で開催しました。

子どもたちの心に届くように

「学校(場所)」×「生徒」×「アーティスト」のどれかが欠けると成立しないコンサート。そして、会場にいる生徒の個性によって、コンサートの空気感や音色、景色が変わります。再現することができない一度きりのコンサートが静かに始まりました。

高等部1年生を対象にした1公演目は、「これから何が始まるの?」「何が起きるの?」生徒たちの緊張感で会場が包まれていました。

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演奏が始まるにつれ、最初の緊張感はどこに行ったのか、自然と生徒たちの表情が柔らかく、そして笑顔になっていきます。

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アーティストは、生徒たちの新鮮な反応に刺激されながら、生徒たちの心を動かす演奏を披露します。

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生徒たちが持つ「受け取る力」を使って一生懸命に反応してくれることで、曲の新たな表情が見えてきます。それに応えるように、アーティストもパワフルな演奏をお届けしました。

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リクエスト曲の演奏では、自然と会場が歌声にあふれ、和やかな空気に満たされました。生徒が自然に自分の感情を表せるということは、自分を解放する自由な時間に繋がります。そして、新しい自分を見つける機会にもなります。

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終盤の指揮者体験では、緊張の面持ちの中、アーティストと協力して音色を生み出します。友達の指揮に合わせて手拍子で楽しむ生徒たちもいました。

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1回目のコンサートの最後では、アーティストがステージを離れ生徒たちの近くで演奏。より身近に音楽を感じてもらえるように生徒たちの気持ちを盛り上げていきました。

みんなで心から楽しむコンサート

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2回目の公演は、中学部全生徒を対象に1回目と同じプログラムをお届けしました。

コンサートの始まりから歓声が上がったり手拍子が起こったりと、1回目とはまた違った「ワクワク」「ドキドキ」といった好奇心いっぱいの空気が会場を包みます。

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数々な有名なクラシック曲を披露していく中で、音楽を通じて丁寧に生徒たちに語りかけます。豊かな表情や掛け声、拍手などが自然と出てくることで、音楽を一生懸命感じようとする働きが生徒たちの心の中に生まれてきました。

普段から歌っているというリクエストの曲では、手話も交えて生徒たちが大合唱、会場中に感動的な時間が流れました。

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指揮者体験では、元気に指揮をする子もいれば、出てきたものの恥ずかしくなって固まってしまう子など、十人十色。それでも指揮を終えた友達をハイタッチで迎えたりする友達の温かさに、アーティストも先生たちも笑みがあふれます!

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最後の演奏まで、生徒たちと同じ空間で音楽に向き合い、共に音楽を心から楽しめた充実の時間となりました。

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コンサートの最後には、代表の生徒より

“今日は来てくれてありがとう”と嬉しい気持ちを伝えてくれました。

笑顔が溢れる音楽の時間

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2日目の公演は、モーツァルト作曲「ディヴェルティメントニ長調」より第3楽章で始まりました。弦楽三重奏による弾むような音色とフルートの明るく澄んだ音色がかさなり、爽やかな風を吹き抜けるような響きへと変化していき、音楽を通して、生徒たちに語りかけます。

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華やかな音色をだすフルートの演奏では、優雅な心地よい空間が流れます。そして、力強さから繊細さまで幅広い表現ができるヴァイオリンの演奏と続きます。メモを取りながら聴く子もいれば、演奏が終わり切る前からたくさんの拍手をする生徒もいました。

演奏が終わると自然と湧き上がるブラボーのかけ声。生徒たちの音楽への理解を深めていきます。

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『魔笛』より「鳥刺しの歌」では、オペラの言語によって器楽の演奏が変化することを紹介。「何語だっけ…」と推測しながら聴く生徒たちもいました。

昨年に続いておこなった声楽レクチャーでは、声楽家・ギャリーの問いかけに、すぐに反応して答えてくれる生徒たち。「幸せな顔で、幸せな息を吸うんだよ!」とギャリーが声をかければ、生徒たちの出す声もガラッと明るくなります。“息継ぎ”について知ることで、子どもたち自身の中から、試行錯誤しながらも、「音を使って表現したい」という働きが生まれてきました。

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指揮者体験では身体全体を使ったダイナミックな指揮から、巨匠のように表現豊かな指揮まで、自分にしか表現できない演奏を披露してくれました。

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2日間にわたる公演は、昨年に続き、同じ空間で音楽に向き合い、共に音楽を作り上げる体験ができ、音楽の本質を感じる充実の時間となりました。

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アンコールが終わると、代表の生徒よりお礼の言葉をいただきました!

アーティストが会場を出る最後まで一生懸命手を振ってくれた生徒たちが印象的でした。私たち、みんこともたくさんの“ありがとう”の気持ちがあふれ出てきました。

東京都立武蔵台学園の皆さま、ありがとうございました!

参加したアーティスト

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9月6日の公演終了後より
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10月11日の公演終了後より

【写真左より】

司会     上尾 和音

フルート   泉野 有香

ヴァイオリン 森澤 麻里江(9月6日)/須藤 はるな(10月11日)

ヴィオラ   小倉 勇樹

チェロ    ヨコミゾヒロユキ

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