コンサートレポート
東京都立永福学園にコンサートをお届けしました(東京都杉並区)

2025年9月29日、文化庁「学校における文化芸術鑑賞・体験推進事業|芸術家の派遣」を活用して、参加型クラシック「みんなのコンサート」を、東京都立永福学園へお届けしました。
肢体不自由教育部門の小学部と中学部・高等部の2つに分け、それぞれ45分の公演を全2公演お届けしました。
全校児童・生徒およそ123名を対象に体育館でコンサートをおこないました。
同じ空間を通じて、児童・生徒たちと一緒に音楽を感じて、一緒に気持ちを表す時間を過ごすことができました。

最初の演奏がはじまると、児童・生徒たちは静かに音色に耳を傾けていました。司会・うたのギャリーによる楽器や曲の説明、作曲家の曲に秘めた思いを伝えることで、より曲や音楽に対して親しみが生まれてきます。

児童・生徒たちの感じ方はそれぞれ。正解はないけれど、個々の心に芽生える音色に対する反応は無限大。
楽器の音色に真剣に聞き入る眼差しや感じたことを動きで表そうという働きが児童・生徒たちから生まれてきます。



コンサートが進むにつれ、ギャリーの問いかけやアーティストの演奏に応えるように児童・生徒たちの表情はどんどん笑顔になっていきます。
指揮者体験では、会場のみんなで指揮棒を振る生徒を応援して、一緒に音楽を作り上げました。

アンコールでは、メロディーに乗せて一生懸命に手拍子や体で動かす児童・生徒たち。
コンサートの最後まで、たくさんのブラボーと拍手をいただき、先生方も一緒になって楽しい時間を過ごすことができました。
東京都立永福学園の皆さん、ありがとうございました!

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