コンサートレポート
八王子市立陶鎔小学校でコンサート（東京都八王子市）
2025年10月6日、文化庁「学校における文化芸術鑑賞・体験推進事業｜芸術家の派遣」を活用して、参加型クラシック「みんなのコンサート」を、八王子市立陶鎔小学校へお届けしました。
“本物”の体験を知る大切さ
およそ400名の児童を対象に小学1年〜3年生と小学4〜6年生・特別支援級にわけて、各45分の2公演を体育館でお届けしました。
児童たちは目や耳を使って音楽をいっぱい吸収し、そして、アーティストがそれぞれの児童の気持ちに寄り添うように語りかける演奏が始まりました。
どこかで耳にしたことがあるモーツァルトの名曲からはじまるコンサート。
明るく軽快なメロディーが、児童たちの表情を和らげていきます。
それぞれの楽器の紹介や特徴的な音色に聞き入る眼差し。音楽がより児童たちの身近になっていきます。
生の演奏にのせて会場中に響きわたるバリトンの声に圧倒され、さまざまな反応を児童たちは見せてくれます。
生の演奏にのせてみんなで一緒に歌う体験は、いつもと違って特別な思い出になります。
指揮者のレクチャーを受けたら、児童たちが演奏に参加する指揮者体験のはじまりです！
指揮者体験では、お友達が指揮棒を振る姿をじっくりと見つめる表情や一緒に指揮棒を振る姿が見られました。
思いのままに指揮棒を振って音楽を作りだす指揮者に会場中からたくさんの歓声と拍手がおくられていました。
コンサートの最後は児童や先生も拍手で一緒に演奏する曲。
一生懸命に自分なりの強弱をつけながら演奏に参加してくれました。
“本物”の体験を通して、児童たちそれぞれが音楽から感じたことをコンサートの最後まで一生懸命に伝えようとしてくれました。
たくさんのブラボーと拍手はアーティストが退場するまで響きわたりました。
八王子市立陶鎔小学校の皆さん、ありがとうございました！
参加したアーティスト
みんなのことばは、プロの音楽家とともに、参加型クラシックプログラムを通して
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