コンサートレポート
佐世保市立天神小学校でコンサートをお届けしました（長崎県佐世保市）
2025年11月13日、文化庁「学校における文化芸術鑑賞・体験推進事業｜ユニバーサル公演」を活用して、 佐世保市立天神小学校に「みんなのコンサート」をお届けしました。
今回お届けした「ユニバーサル公演」は文化庁の事業で、“さらに多くの子どもたちが文化芸術に親しみ、文化芸術を通して表現の多様性を認識し、障がいへの理解を深める鑑賞・体験機会を提供すること”を目的としています。（学校における文化芸術鑑賞・体験推進事業のサイトより引用）
共感する気持ちを育む体験
前に赴任していた学校でみんなのコンサートを体験した先生、児童が参加する合唱や指揮者体験を楽しみにしている先生。
さまざまな思いをのせてコンサートが実現しました。
全校児童およそ300名を対象に体育館でコンサートがはじまりました。
明るく軽快なリズムが特徴的なメロディーに聴き入る児童たち。
一体感のあるカルテットの演奏により、児童たちの表情も豊かになります。
佐世保出身で司会・うたの上尾 和音による楽器や曲紹介で会場の児童たちと心を通わせていきます。
アーティストのパワフルな演奏がつづくにつれ、児童たちの反応も自由にそして素直にあらわしてくれました。
歌のレクチャーのあとは、みんなで校歌を大合唱。
仲間や先生と一緒に歌った校歌は体育館の壁を超えるように伸びやかに、そして鮮やかに広がっていきます。
合唱を終えると、会場にいる先生方からのたくさんのブラボー！をいただきました。
となり同士、一緒に喜ぶ児童たちの笑顔が溢れていました。
指揮者体験では、まずはみんなで練習。一生懸命に取り組んでいる姿に笑顔になります。
たくさんのお友達から指揮者体験に手を挙げてくれました。
ひとりとして、同じ指揮をする児童はいなく、それぞれが個性豊かな演奏を披露してくれました。
アーティストと一体感ある演奏を終えると、会場のお友達からたくさんの歓声がおくられました。
コンサートの最後は、会場にいる児童や先生方も手拍子で参加する演奏。
自由自在に音の強さ・弱さを調整しながら、会場を一つにする素晴らしいメロディーが響き渡りました。
本物の体験を通して、心を通わせた生のコンサート。
児童たちの心に印象に残る演奏をお届けできた特別な時間となりました。
佐世保市立天神小学校の皆さん、ありがとうございました！
参加したアーティスト
