コンサートレポート
都立城東特別支援学校でコンサートをお届けしました(東京都江東区)

2025年12月11日、文化庁「学校における文化芸術鑑賞・体験推進事業|ユニバーサル公演」を活用して、都立城東特別支援学校に「みんなのコンサート」をお届けしました。
今回お届けした「ユニバーサル公演」は文化庁の事業で、“さらに多くの子どもたちが文化芸術に親しみ、文化芸術を通して表現の多様性を認識し、障がいへの理解を深める鑑賞・体験機会を提供すること”を目的としています。(学校における文化芸術鑑賞・体験推進事業のサイトより引用)
都立城東特別支援学校では、1日目は小学部1年生・2年生・3年生と小学部4年生・5年生・6年生の学年を2つに分けた公演、2日目は中学部の全生徒を対象にした公演と2日間にわたり合計3公演をお届けしました。
楽器に触れたり、歌をうたったり、音楽を楽しむことを普段の生活で親しんでいる児童や生徒たち。
今日は、いつもとは違う音楽体験として、プロのアーティストによるコンサートをお届けしました。


演奏がはじまると、児童や生徒たちが思うままに音楽に向き合います。
メロディーにあわせて体を揺らす子どもやアーティストの演奏する姿に釘つけになる子ども、おともだちや先生に思ったことを伝えている子どもなど、その時に感じた気持ちを自由に表してくれました。


コンサートが進むにつれ、児童や生徒たちの気持ちも開放的になっていきました。
司会・うたのギャリーによる問いかけやアーティストの演奏する表情や姿にたくさん反応してくれました。
昨年に続いてコンサートに参加してくれた児童や生徒たちのなかには、アーティストの名前も覚えているお子さんもいて、大きな声で感想を伝えてくれる姿にアーティストの表情も笑顔になります。

司会・うたのギャリーの迫力あるバリトンの歌声が聴こえてくると、楽器とは違う人が奏でる音の魅力に気づきます。
発声のワークショップでは、自分の口からでる声が素敵な楽器となり、児童や生徒たちが自由自在に歌声を響かせていきます。


リクエスト曲の校歌では、児童や生徒たちの歌声が体育館を越えて、校舎全体に広がっていくように色鮮やかに響き渡りました。
生演奏にあわせて、手話や声で披露する校歌は、子どもたちの心の中に残る思い出になりました。

指揮者体験では、指揮棒の振り方だけでなく、アーティストと呼吸をあわせて演奏する方法などをみんなで練習しました。



指揮者となり、アーティストと一緒に作り上げた演奏は素晴らしく、演奏を終えると会場からブラボーの歓声がきこえてきました。

コンサートの最後は、児童や生徒だけでなく、先生方も手拍子などで演奏に参加。
手だけでなく、リズムにあわせて足踏みをしたり、頭を振ったり、自分の体を使った表現力は無限です。

リクエスト曲では、児童や生徒たちに馴染みがある曲をみんなで演奏にあわせて大合唱。
2日間にわたり、子どもたちと一緒に音楽を通した感性を育てる体験ができました。
都立城東特別支援学校の皆さん、ありがとうございました!

みんなのことばは、プロの音楽家とともに、参加型クラシックプログラムを通して
子どもの心を育てる活動をするNPO法人です。
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