コンサートレポート
玉川幼稚園へコンサートをお届けしました(神奈川県川崎市)

2026年6月22日、子どものための参加型クラシック「みんなのコンサート」を玉川幼稚園へお届けしました。
「みんなのコンサート」は、 NPO法人みんなのことばが提供する、子どものための参加型クラシックプログラム。 子どもの発達に合わせて考えられたオリジナルプログラムだか…
みんなのコンサートこのコンサートは、一般社団法人村上財団様のご支援によっておこなわれました。
「本物の音楽にふれることで、子どもたちのやさしい心を育んでほしい。」
そんな先生方の願いのもと、玉川幼稚園で「みんなのコンサート」をお届けすることができました。
コンサート当日は、園児たちが毎日過ごしているホールが、クラシック音楽が響く特別なコンサート会場に。2歳から5歳までの46名の園児さんと先生方が、生演奏を楽しみました。
コンサートは、アーティストが一人ずつ楽器を持って登場するところから始まります。
「これ知ってる!」「フルート!」「ヴァイオリン!」
元気な声が次々と聞こえてきます。
ヴィオラが登場すると、「これもヴァイオリン?」と違いを見つけようとする園児たち。
大きな楽器を持ったヒロユキさんが現れると、チェロを指さしながら夢中になって先生へ何かを伝えようとする姿も見られました。


演奏が始まると、それぞれが気になったところへ自然と目を向けていきます。
楽器をじっと見つめる子、お友だちと「面白いね」と話しながら聴く子、リズムに合わせて足を動かす子。
演奏が終わると、「すーーーーごかった!」という大きな声がホールに響きました。
一人ひとり違う反応も、このコンサートならではの大切な表現です。



楽器紹介では、フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、それぞれの音色や大きさ、音の出し方の違いを紹介。
弦楽器では、弓の役割を知ったあと、弓を使わずに演奏する『ピチカートポルカ』を披露。
「どうして手で弾いてるの?」
「さっきと音が違う!」
そんな驚きと発見が、園児たちの表情いっぱいに広がります。



演奏にあわせて、軽やかなリズムに合わせて体を揺らしたり、自由に動いたりする園児たちの姿。
毎日過ごしている幼稚園だからこその安心感も感じられました。

司会・うたのギャリーによる『フニクリ・フニクラ』が始まると、迫力ある歌声に思わず驚く園児さんと先生。
ところが、日本の歌詞になると表情がぱっと明るくなり、今度は元気いっぱいの大合唱が始まりました。

つづく、リクエスト曲でも、ホールいっぱいに歌声が広がります。
心地よく、眠そうにしていた子も、「やったー!」と声をあげて歌い始める姿が印象的。
歌詞に合わせて手を高く伸ばしたり、体を揺らしたりしながら、園児たちは音楽を全身で楽しんでいました。


最後の曲では手拍子に挑戦。
音の大きさや強さに合わせて手拍子を変える練習をしたあと、本番ではアーティストと息を合わせながら演奏に参加。
一人ひとりが"演奏者"となり、会場全体がひとつの音楽をつくり上げます。


アンコールが流れると、よく知っているメロディーに自然と大合唱が始まり、ホールは拍手と笑顔でいっぱいに。

幼稚園で日々一緒に過ごす友だちや先生と、本物の音楽を分かち合った特別な時間。
笑ったり、驚いたり、歌ったり、一人ひとりが思い思いに音楽を楽しんだこの経験は、園児たちの心にあたたかく残る、かけがえのない体験となりました。
玉川幼稚園の皆さん、ありがとうございました!

みんなのことばは、プロの音楽家とともに、参加型クラシックプログラムを通して
子どもの心を育てる活動をするNPO法人です。
あなたのご寄付・ご支援によって、もっと多くの子どもに音楽が届きます