コンサートレポート
にじいろ保育園中野野方へコンサートをお届けしました(東京都中野区)

2026年6月24日、子どものための参加型クラシック「みんなのコンサート」をにじいろ保育園中野野方へお届けしました。
「みんなのコンサート」は、 NPO法人みんなのことばが提供する、子どものための参加型クラシックプログラム。 子どもの発達に合わせて考えられたオリジナルプログラムだか…
みんなのコンサートこのコンサートは、一般社団法人村上財団様のご支援によっておこなわれました。
この日は、0歳から5歳までの園児65名と先生方が参加。広々とした保育室いっぱいに、本物のクラシック音楽と園児たちの笑顔が広がる時間となりました。
コンサートは、司会・うたのギャリーから「今日は音を楽しもう!」というお話でスタート。
「拍手が大好きなんだ!」という言葉に、園児たちは元気いっぱいの拍手で応えてくれました。

一人ずつアーティストが登場すると、「かわいい!」「知ってる!」と会場は大盛り上がり。
楽器の名前を尋ねると、「かこおねえさん!」とアーティストの名前で答えてくれる場面もあり、会場は笑顔に包まれました。
チェロを持ったヒロユキさんが登場すると、「かっこいい!」「大きい!」「力持ち!」と、園児たちは思い思いに感じたことを声にします。
目の前で見る本物の楽器との出会いに、ワクワクした気持ちがあふれていました。

演奏が始まると、小さな園児たちは演奏する姿をじっと見つめ、「どこから音が出ているんだろう?」というような真剣な表情に。
少し大きい園児たちは、アーティストの豊かな表情や演奏に思わず笑顔になり、お友達と顔を見合わせながら楽しさを分かち合っていました。
音楽を聴くだけではなく、「おもしろいね」「すごいね」という気持ちを自然に共有する姿が、とても印象的。

楽器紹介では、それぞれの楽器の特徴や音の出る仕組みを、園児たちとのやり取りを交えながら紹介しました。
フルートでは、楽器の色や形を一緒に考えたり、穴をのぞき込んでみたりしながら、「どんな音がするのかな?」と耳を澄ませます。



弦楽器では、大きさや音色の違いを見比べながら、「こっちは少し大きい!」「音も違うね!」と、新しい発見を楽しんでいました。
そして、テンポや音の強弱が大きく変わる演奏では、アーティストの動きに合わせて自然と笑顔が広がり、リズムに乗って体を揺らす園児の姿も見られました。

園児たちに人気の歌では、会場いっぱいに元気な歌声が響き渡りました。
続いて、園児たちが手話を交えながら親しんでいる歌では、歌詞に合わせて手を動かし、一人ひとりが思いを込めて歌います。
先生方も一緒に歌声を重ね、会場全体があたたかな空気に包まれました。

最後の曲では、会場の園児たちも先生も手拍子で演奏に参加。
音の大きさや速さに合わせて手拍子を工夫しながら、アーティストと一緒に一つの音楽をつくり上げました。
アンコールでは、おなじみのメロディーが流れると自然と歌声が重なり、最後まで笑顔あふれるコンサートとなりました。

園児たちは、本物の音楽に触れながら、驚いたことを伝え合い、歌い、笑い、それぞれの方法で音楽を楽しんでいました。
一人で感じるだけでなく、お友だちや先生と気持ちを共有することで、音楽の楽しさや新しい発見はさらに広がっていきます。
そんな一つひとつの経験が、子どもたちの豊かな感性を育む時間となりました。

演奏の最後には、アーティストが子どもたちのすぐそばへ。
目を輝かせながら音色を追いかける園児たちの姿から、本物の音楽との距離がぐっと近づいたことが伝わってきました。
にじいろ保育園中野野方の皆さん、ありがとうございました!

みんなのことばは、プロの音楽家とともに、参加型クラシックプログラムを通して
子どもの心を育てる活動をするNPO法人です。
あなたのご寄付・ご支援によって、もっと多くの子どもに音楽が届きます