コンサートレポート
東京都立墨東特別支援学校でコンサートをお届けしました(東京都江東区)

2025年9月26日、2026年1月22日と23日の3日間にわたり、文化庁「学校における文化芸術鑑賞・体験推進事業|芸術家の派遣・ユニバーサル公演」を活用して、東京都立墨東特別支援学校に「みんなのコンサート」をお届けしました。
1月22日にお届けした「ユニバーサル公演」は文化庁の事業で、“さらに多くの子どもたちが文化芸術に親しみ、文化芸術を通して表現の多様性を認識し、障がいへの理解を深める鑑賞・体験機会を提供すること”を目的としています。(学校における文化芸術鑑賞・体験推進事業のサイトより引用)
2025年9月26日の1日目は、「芸術家の派遣公演」として、午前の部に高等部1年生約9名、午後の部に小学5年生約13名を対象に2回に分けて各45分の公演をお届けしました。
年をまたいだ2026年1月22日の2日目は、「ユニバーサル公演」として、午前の部に中学部1年生・3年生の約21名、午後の部に中学部2年生約5名を対象に2回に分けて各50分のプログラムをお届けしました。
そして、23日の3日目公演では、「芸術家の派遣公演」として、午前の部に高等部3年生約9名、午後の部に小学部6年生約13名を対象に2回に分けて各45分の公演をお届けしました。3日間にわたり全6公演を体育館と音楽室の2会場を利用して開催しました。
また、学校で参加できない生徒に向けて、リアルタイムでコンサートの模様が配信されました。

各公演ともに少人数の児童・生徒だからこそ、アーティストとの距離が近く、目と目を合わせながら音楽を五感で感じることができました。
児童・生徒の心に届くように、そして、それぞれが持つ個性や豊かな心が育つように、ゆっくりと語りかけるように演奏が始まります。


演奏が始まると、楽器の音色やアーティストの演奏する姿に共鳴するように、児童・生徒の表情が変化していきます。
その人自身にしか感じとることができない気持ちや好み。それが自分らしさを育てる起点につながります。




カルテットの華やかな音色や司会・うたのギャリーの迫力あるバリトンの歌声を聴くことで、音の魅力にどんどん気づいていきます。
思い思いに感じたことを体や表情、声で反応してくれる児童や生徒たちにアーティストにも自然と笑顔が溢れました。

指揮者体験では、指揮棒の振り方だけでなく、アーティストと呼吸をあわせて演奏する方法などをみんなで練習しました。





指揮者となり、アーティストと一緒に作り上げた演奏は素晴らしく、演奏を終えると先生方からブラボーをいただきました。
自分らしい演奏を披露することで、より想像力を育む機会となりました。


コンサートの最後は、児童や生徒だけでなく、先生方も手拍子などで演奏に参加。
リズムや音色の大きさにあわせて、自分の体を使って表現することで音楽の楽しさをより強く感じることができます。





リクエスト曲では、児童や生徒たちに馴染みがある曲をみんなで演奏にあわせて大合唱。
3日間にわたり、子どもたちと一緒に音楽を通した感性を育てる体験ができました。
東京都立墨東特別支援学校の皆さん、ありがとうございました!

みんなのことばは、プロの音楽家とともに、参加型クラシックプログラムを通して
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