コンサートレポート
新宿区立西新宿子ども園へコンサートをお届けしました(東京都新宿区)

2026年2月13日、子どものための参加型クラシック「みんなのコンサート」を新宿区立西新宿子ども園へお届けしました。
「みんなのコンサート」は、 NPO法人みんなのことばが提供する、子どものための参加型クラシックプログラム。 子どもの発達に合わせて考えられたオリジナルプログラムだか…
みんなのコンサートこのコンサートは、一般社団法人村上財団様のご支援によっておこなわれました。
園児さんおよそ140名と、近隣にお住まいの未就学児親子4~5組の皆さまが参加し、会場はあたたかく賑やかな雰囲気に包まれました。
今回は、西新宿子ども園の保護者会「おひさまの会」の主催により実現。
「子どもたちに本物を間近で体験させてあげたい」——そんな保護者の皆さまの想いから園へご相談をいただき、開催へとつながりました。

やわらかなカルテットの響きが広がると、会場の空気がふっと変わります。
軽やかなメロディーに、子どもたちは自然と演奏に引き込まれていきました。
体をゆらす子、目をまるくして見つめる子、それぞれが音楽と出会う時間です。

続いて紹介されたのは、それぞれの楽器のひみつ。
きらりと光るフルート。
横にかまえて息をふきこむと、風のようにすんだ音が広がります。
どうやって音が出るの?と、不思議そうにのぞき込む子どもたち。
指で穴をおさえると音が変わることに、びっくりした様子でした。

ヴァイオリンは、明るく華やかな高い音が魅力。
小さな体から生まれる豊かな響きに驚く声も。
弓が弦に触れるたびに音が生まれる様子を、真剣なまなざしで見つめていました。

ヴィオラは、ヴァイオリンより少し大きく、音も少し低め。
ここで、アーティストから楽器のクイズ。
元気な声でたくさんの答えがかえってきます。
弓の毛を外して、ふわっと動かしてみせると、会場は大盛り上がりでした。

チェロは、体と同じくらい大きな楽器。
低くて深い音が、どーんと体にひびきます。

子どもたちは、ただ聴いているだけではありません。
“音が生まれる瞬間”を目で見て、耳で感じる体験をしています。

マイクがなくても、会場いっぱいに広がる大きなバリトンの歌声に、子どもたちはびっくり。
力づよい声、やさしく包む声。
歌がはじまると、一緒に口ずさむ姿も見られました。

元気なリズムの曲では、みんなで手拍子。
明るいメロディーに合わせて、親子で顔を見合わせながらにこにこ。
お友だちと一緒に体をゆらしながら、会場がひとつになっていきます。

アーティストが子どもたちのすぐそばまで来て演奏する場面では、少しドキドキしながらも、うれしそうな表情が広がりました。


子どもたちの笑顔と拍手、保護者の皆さまのあたたかなまなざし。
そのすべてが重なり合い、心に残る一日となりました。

西新宿子ども園の皆さん、「おひさまの会」の皆さん、ありがとうございました!

みんなのことばは、プロの音楽家とともに、参加型クラシックプログラムを通して
子どもの心を育てる活動をするNPO法人です。
あなたのご寄付・ご支援によって、もっと多くの子どもに音楽が届きます