コンサートレポート
田原市立福江小学校でコンサートをお届けしました(愛知県田原市)

2026年6月1日、文化庁「学校における文化芸術鑑賞・体験推進事業|芸術家の派遣・ユニバーサル公演」を活用して、田原市立福江小学校に「みんなのコンサート」をお届けしました。
これまで実施されている「学校における文化芸術鑑賞・体験推進事業」の中で、障がいの有無にかかわらず、子供たちが文化芸術に触れ、親しむことができる機会を確保し、子供たちの多様な成長につなげるとともに、文化芸術を通して表現の多様性を認識し、障がいへの理解を深めることを目指します。(学校における文化芸術鑑賞・体験推進事業・舞台芸術等総合支援事業 のサイトより引用)
田原市立福江小学校でのコンサートは、2023年9月以来、2回目の開催。
今回は、1〜3年生67名を対象とした午前の部、4〜6年生85名を対象とした午後の部の2回公演をお届けしました。
それぞれの学年に合わせたプログラムを通して、本物のクラシック音楽や歌にふれながら、楽器の魅力や音楽の楽しさを体いっぱいに感じてもらう時間となりました。

低学年の公演では、アーティストが登場する前から体育館は元気いっぱい。
演奏が始まると、「知ってる!」「きれい!」という声が自然と聞こえ、お友達同士で感じたことを話し合う姿も見られました。
クラシック音楽だから静かに聴かなければいけない、ではなく、音楽を感じたままに表現する時間。
演奏が終わるたびに拍手が起こり、「楽しかった!」「すごかった!」と素直な言葉が会場いっぱいに広がりました。

一方、高学年の公演では、落ち着いた雰囲気の中でコンサートがスタート。
小学4〜6年生の中には、前回のみんなのコンサートを覚えていてくれた児童も。
「すばらしい演奏に送る掛け声は?」という問いかけに、すぐに「ブラボー!」と答えてくれる場面も。
前回の体験が心に残っていたことを感じました。


コンサートでは演奏を楽しむだけでなく、それぞれの楽器がどのような音を奏でるのか、どんな役割を持っているのかも紹介。



高学年の公演では、フルートの澄んだ音色や、ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロそれぞれの音の高さや役割について、実際の演奏を交えながら体験。
四重奏(カルテット)の演奏では、それぞれ違う音色が重なり合うことで、一つの美しいハーモニーが生まれることを、耳で感じながら学びました。

クラシック音楽を「聴く」だけではなく、「どうやって音楽ができあがるのか」を知ることで、児童たちにとって音楽がより身近な存在になっていきます。


司会・うたのギャリー(上尾和音)による発声とうたのワークショップでは、姿勢や息の吸い方、表情によって歌声が変わることをみんなで体験。
「どんな顔で歌うと、すてきな声になるかな?」
お友達同士で顔を見合わせながら笑顔になり、大きく息を吸って歌う児童たち。
ワークショップのあとは、学校のリクエスト曲である校歌を、生演奏に合わせて体育館いっぱいに響かせました。

指揮者体験ワークショップでは、指揮棒の持ち方や腕の動かし方、アーティストと呼吸を合わせる方法をみんなで練習。
低学年と高学年で演奏する曲を変え、実際にアーティストの前に立って演奏を体験。
ゆっくりと丁寧に音楽を進める児童、力強く元気いっぱいに振る児童、やさしく大きく腕を広げる児童など、一人ひとり違った音楽が生まれます。




最後の演奏曲では、会場のみんなも手拍子で演奏に参加。
手拍子だけでなく、体や頭をリズムに合わせて揺らしながら音楽を楽しむ児童の姿もたくさん見られました。
アンコールではアーティストが児童たちの近くまで歩いて演奏すると、目を輝かせながら演奏を追いかける姿や、大きな歌声で一緒に歌う様子が体育館いっぱいに広がります。


コンサート終了後には、
「楽しかった!」
「面白かった!」
「きれいな曲だった!」
そんな素直な感想もたくさん聞かせてくれました。
田原市立福江小学校の皆さん、ありがとうございました!

みんなのことばは、プロの音楽家とともに、参加型クラシックプログラムを通して
子どもの心を育てる活動をするNPO法人です。
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