コンサートレポート
白百合保育園にクラシックコンサートをお届けしました(東京都江戸川区)

2026年6月12日、子どものための参加型クラシック「みんなのコンサート」を白百合保育園にお届けしました。
白百合保育園では、年間5〜6回の参加型クラシックコンサートに加え、0歳児から全園児を対象とした「音楽体験教室 おとあそび」を通年で実施しています。日頃から音楽を身近に感じる環境の中で、今年も子どもたちと一緒に生演奏の時間を楽しみました。
「みんなのコンサート」は、 NPO法人みんなのことばが提供する、子どものための参加型クラシックプログラム。 子どもの発達に合わせて考えられたオリジナルプログラムだか…
みんなのコンサートきっかけは、「子どもたちの選択肢を広げたい」という園長先生の想いでした。
「本格的なクラシックを、赤ちゃんから楽しめる。」
そんなコンサートとの出会いが、「子どもだけでなく、先生にとっても学びになる」と感じていただき、継続開催へとつながっています。
▼白百合保育園の渡部園長のインタビューもこちらでお読みいただけます
長年にわたり、みんなのことばをご利用いただいている幼稚園や保育園、学校の先生方にお話をうかがう「先生インタビューシリーズ」。第2回は、白百合保育園(東京都江戸川区)の園長・渡部裕人先生をお訪ねしました。
先生インタビュー 白百合保育園<前編>コンサートが始まると、元気いっぱいに手を振る子、じっと演奏を見つめる子、少し緊張して涙が出てしまう子など、それぞれが思い思いの反応を見せてくれました。
「どんな気持ちも、そのままで大丈夫。」
みんなのコンサートでは、子どもたち一人ひとりの反応を大切にしています。

アーティストもその表情や動きに寄り添いながら、音楽で語りかけるように演奏を続けます。
安心できる空間だからこそ、少しずつ心がほぐれ、音楽の世界へ自然と引き込まれていく様子が見られました。

楽器紹介では、まきおねえさんからの問いかけに、園児たちが元気いっぱいに答えてくれました。
音の出る仕組みや楽器それぞれの特徴を知るたびに、「そうなんだ!」「すごい!」という発見が広がります。
楽器への興味が少しずつ育まれ、音楽との距離がぐっと近づいていく時間になりました。



続く演奏曲では、弦をはじいて奏でる軽やかな音色に園児たちは興味津々。
演奏するアーティストの指先をじっと見つめたり、リズムの変化に合わせて自然と体を揺らしたりと、一音一音を全身で楽しんでいる姿が印象的でした。

リクエスト曲では、園児たちの元気な歌声が会場いっぱいに響きました。
生演奏に合わせて歌うことで、その日、その場所でしか生まれない音楽が少しずつ形になっていきます。

お友達と顔を見合わせて笑い合ったり、アーティストと目を合わせながら歌ったり。
よく知っているメロディーだからこそ、自然と歌声が重なり、会場全体があたたかな空気に包まれました。

最後の演奏曲では、会場のみんなが手拍子で演奏に参加。
リズムに合わせて体を揺らしたり、笑顔いっぱいに手拍子を送ったりと、子どもたち一人ひとりが自分らしい方法で音楽を楽しんでいました。

演奏が終わるたびに響く「ブラボー!」の声。
その声は子どもたちだけでなく、先生方からも自然とあがり、会場全体が一体となるフィナーレとなりました。


子どもたちが本物の音楽に出会うことは、新しい世界との出会いでもあります。
さまざまな音色にふれ、自分なりに感じ、自由に表現する。
そんな一つひとつの体験が、子どもたちの豊かな感性や「好き」の種を育て、未来の選択肢を少しずつ広げていきます。

白百合保育園のみなさん、ありがとうございました!

みんなのことばは、プロの音楽家とともに、参加型クラシックプログラムを通して
子どもの心を育てる活動をするNPO法人です。
あなたのご寄付・ご支援によって、もっと多くの子どもに音楽が届きます