コンサートレポート
キッズタウンにしおおい保育園へコンサートをお届けしました(東京都品川区)

2026年7月24日、子どものための参加型クラシック「みんなのコンサート」を、キッズタウンにしおおい保育園へお届けしました。
「みんなのコンサート」は、 NPO法人みんなのことばが提供する、子どものための参加型クラシックプログラム。 子どもの発達に合わせて考えられたオリジナルプログラムだか…
みんなのコンサートこのコンサートは、一般社団法人村上財団様のご支援によっておこなわれました。
この日は、0歳から5歳までの園児114名と先生方が参加。
さらに、地域の方々も一緒に音楽を楽しむ、世代を超えたコンサートとなりました。
コンサートが始まる前から、園児さんたちは目の前に並ぶ楽器に興味津々。
フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ。
4つの楽器から生まれる音色を、間近で感じる時間が始まりました。

最初の演奏が始まると、目の前で動くアーティストの姿や、楽器から響く音にじっと耳を傾ける園児さんたち。
初めて聴く曲にも興味を向けながら、知っている音楽が聞こえてくると、自然と手拍子をしたり、歌ったり。
それぞれの楽しみ方で音楽に参加していました。

演奏が進むにつれて、軽やかなリズムに合わせて身体を揺らしたり、手をたたいたりする姿も広がっていきます。


音楽を「聴く」だけではなく、音を感じて身体で表現する。
そんな園児さんたちの姿から、音楽が少しずつ身近なものになっていく様子が伝わってきました。

特に印象的だったのが、歌の時間です。
イタリア語で歌われる曲に、最初は「何の歌だろう?」と少し驚いた様子の園児さんたち。
ところが、続いて聞こえてきたのは、みんながよく知っている日本語の歌詞。
耳なじみのあるメロディーに、園児さんたちの歌声が一気に広がりました。

言葉が変わるだけで、同じメロディーが違った世界に聞こえる。
そんな音楽の面白さにも触れるひとときとなりました。

リクエスト曲では、園から選ばれた2曲を演奏。
園児さんたちにとって親しみのある歌が、生の弦楽器やフルートの音色と重なっていきます。
元気いっぱいに歌う園児さんたち。
そして、手拍子をしながら楽しむ地域の方々や先生方。

いつも園で歌っている音楽が、目の前のアーティストと一緒に演奏することで、いつもとは少し違う特別な音楽になっていきました。

この日は、園の子どもたちだけでなく、地域の方や職員の方々も参加。
最後の演奏曲では、子どもも大人も、世代を越えて同じ音楽を聴き、一緒に手拍子をする時間が生まれました。
音楽を通して、普段は異なる場所で過ごしている人たちが同じ時間を共有できることも、コンサートならではの魅力です。

本物の楽器の音色を間近で聴き、歌い、手をたたき、身体を動かして楽しんだこの日。
「こんな音がするんだ」「一緒に歌ってみたい」「自分でも演奏してみたい」。
そんな小さな発見が、園児さんたちの中に生まれていきました。
今回のコンサートを通して、新しい「やってみたい」のきっかけとなる時間になりました。
キッズタウンにしおおい保育園の皆さん、ありがとうございました!

みんなのことばは、プロの音楽家とともに、参加型クラシックプログラムを通して
子どもの心を育てる活動をするNPO法人です。
あなたのご寄付・ご支援によって、もっと多くの子どもに音楽が届きます