コンサートレポート
岩淵保育園へコンサートをお届けしました(東京都北区)

2026年7月31日、子どものための参加型クラシック「みんなのコンサート」を、岩淵保育園へお届けしました。
「みんなのコンサート」は、 NPO法人みんなのことばが提供する、子どものための参加型クラシックプログラム。 子どもの発達に合わせて考えられたオリジナルプログラムだか…
みんなのコンサートこのコンサートは、一般社団法人村上財団様のご支援によっておこなわれました。
コンサートには、3~5歳児の園児さん80名と先生方10名が参加。
1階の「ひまわりぐみ」のお部屋が、この日は小さなコンサートホールに変わりました。
岩淵保育園では、子どもたちがさまざまな経験を通して、興味を持ったり、楽しい・美しいと感じたりする「感性の豊かな子」に育つことを大切にされています。
今回のコンサートも、園児さんたちが普段なかなか体験することのできないプロの音楽に触れる機会として実現しました。

いつも過ごしている保育室に、フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの4つの楽器が並び、コンサートが始まりました。
最初の曲は、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」。
目の前で奏でられるフルートと弦楽器の音色が、お部屋いっぱいに響きます。

普段の生活の中では、なかなか間近で見ることのできない楽器や、演奏するアーティストの姿。
耳で音を聴くだけでなく、目の前で楽器が奏でられる様子を見て、その音の響きを身体で感じる。
そんな生演奏ならではの体験が、園児さんたちの五感を刺激します。

3~5歳の園児さんは、身のまわりのさまざまなものに興味を持ち、「どうして?」「やってみたい!」と自分の世界を広げていく時期。
音楽との出会いも、そのひとつです。
高い音、低い音、速いリズム、ゆったりとしたメロディー。
同じ「音楽」でも、曲によって感じる印象はさまざまです。

「みんなのコンサート」では、音楽を一方的に聴くだけではなく、歌ったり、演奏に参加したりしながら、園児さん自身が音楽を感じられる時間をつくっています。
今回も、司会・うたのまきおねえさんと一緒にリクエスト曲を歌って演奏しました。
いつも園で歌っている歌が、生の楽器の音色と重なることで、いつもの音楽とはまた違った響きとして園児さんたちの耳に届きます。

最後は「ラデツキー行進曲」でコンサートを締めくくり、アンコールでは園児さんたちが普段よく歌っている曲を演奏。
アーティストが子どもたちの近くまで移動し、目の前で奏でられる音楽を楽しむひとときに。

楽器の音色を間近で聴き、演奏するアーティストの表情や動きも感じられる距離。
コンサートホールとは違う、いつもの保育室だからこそ生まれる近さで、本物の音楽に触れる時間となりました。

今日聴いた音色を「きれいだな」と感じること。
演奏する姿を見て「自分もやってみたい」と思うこと。
歌を歌って「音楽って楽しい」と感じること。
そのひとつひとつが、園児さんたちの中に新しい興味の種を育てる時間となりました。
岩渕保育園の皆さん、ありがとうございました!

【写真左より】
司会・うた まきおねえさん(福岡真紀)
ヴァイオリン ことりおねえさん(古市琴梨)
フルート えりおねえさん(香川恵理)
ヴィオラ かえでおねえさん(高橋楓)
チェロ りんおねえさん(田中鈴)
みんなのことばは、プロの音楽家とともに、参加型クラシックプログラムを通して
子どもの心を育てる活動をするNPO法人です。
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