コンサートレポート
都内の乳児院へコンサートをお届けしました(東京都江戸川区)

2026年7月31日、都内の乳児院へ、子どものための参加型クラシック「みんなのコンサート」をお届けしました。
「みんなのコンサート」は、 NPO法人みんなのことばが提供する、子どものための参加型クラシックプログラム。 子どもの発達に合わせて考えられたオリジナルプログラムだか…
みんなのコンサートこのコンサートは、一般社団法人村上財団様のご支援によっておこなわれました。
この日は、乳児さん30名と職員の皆さんが参加。
普段の生活の中では、外出や新しい場所へ出かけること自体が貴重な経験になる子どもたちもいます。
だからこそ、音楽との出会いも、一人ひとりにとって大切な体験になるように。
そんな思いから、今回のコンサートが実現しました。
コンサートが始まると、フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの音色が地域交流ルームいっぱいに響きます。
初めて目にする楽器をじっと見つめたり、音が聞こえてくる方向を目で追ったり。
子どもたちは、目の前で奏でられる音楽を、それぞれの方法で受け止めていました。

楽器から生まれる音を一つひとつ聴きながら、演奏するアーティストの姿にも興味津々。
音楽に合わせて身体を動かしたり、表情を変えたりする姿からも、子どもたちが音を感じていることが伝わってきます。

コンサートが進み、子どもたちがよく知っている曲が始まると、会場の空気が少しずつ変わっていきました。
歌ったり、手をたたいたり。
音楽に合わせて身体を動かしながら、楽しさを表現する姿が広がります。

一方で、小さな子どもたちの中には、心地よい音楽に包まれながら、安心した表情で眠る姿も。
大きな声で歌うことも、手をたたくことも、静かに耳を傾けることも。
どれも、その子自身が音楽を感じている大切な姿です。

最後には、会場から大きな拍手と「ブラボー!」の声が響きました。
中には、楽しかった気持ちを身体いっぱいに表すように、立ち上がって喜びを伝える子どもの姿も。

同じ音楽を聴いていても、感じ方や表し方は一人ひとり違います。
じっと見る。身体を動かす。歌う。手をたたく。眠る。そして、最後に思いきり喜ぶ。
その一つひとつが、この日に子どもたちが音楽と出会った証です。

本物の音楽に触れる体験が、子どもたちの世界に新しい景色をひとつ増やす。
そんな時間を、これからも一人ひとりの子どもたちに届けていきます。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

【写真左より】
司会・うた まきおねえさん(福岡真紀)
ヴァイオリン ことりおねえさん(古市琴梨)
フルート えりおねえさん(香川恵理)
ヴィオラ かえでおねえさん(高橋楓)
チェロ りんおねえさん(田中鈴)
みんなのことばは、プロの音楽家とともに、参加型クラシックプログラムを通して
子どもの心を育てる活動をするNPO法人です。
あなたのご寄付・ご支援によって、もっと多くの子どもに音楽が届きます