コンサートレポート
障害児保育園ヘレン経堂へ「おんがくかい」をお届けしました(東京都世田谷区)

2026年8月20日、東京都世田谷区にある認定NPO法人フローレンスが運営する障害児保育園ヘレン経堂へ「おんがくかい」をお届けしました。
「おんがくかい」は、みんなのことばのプログラムのひとつで、参加型クラシックプログラム「みんなのコンサート」の魅力はそのまま、短い時間で、小編成で楽しめるミニコンサートです。
▼正課プログラム「おんがくかい」について詳しくはこちら
このコンサートは、一般社団法人村上財団様のご支援によっておこなわれました。
この日は在園児のみなさんに加え、地域の一時保育室を利用するお子さんも一緒に参加。
職員のみなさんも見守るなか、クラリネットのさやおねえさんと、ヴァイオリンのことりおねえさんと一緒に、音楽に触れる時間を過ごしました。

最初は、チャイコフスキーの『くるみ割り人形』より「行進曲」の演奏からスタート。
つづいて、さやおねえさんが
「クラリネットっていうの、みんな見たことある?」と問いかけると、
園児さんたちからは「ない!」という声が返ってきました。
クラリネットにはたくさんの穴やボタンがあること。
息を吹き込みながら指で押したり離したりすることで音が変わることを紹介。
実際に音を鳴らすと、「うわー!」という声も会場から聞こえてきました。

楽器について知ったあとは、それぞれの音色を聴く時間。
園児さんたちは演奏するおねえさんたちのほうを見ながら、音に耳を傾けていました。

次は、音楽に合わせて身体を動かす時間。
みんなで夏の冒険探検に行こう!という声かけから、「ハイ・ホー」の演奏が始まりました。
「1、2、1、2!」というリズムに合わせて、先生と一緒に身体を揺らしたり、立って音楽に合わせて動いたり。
それぞれのペースで探検に出発します。

途中で音楽が止まると、みんなの動きもストップ。
音がゆっくりになると動きもゆっくりに、音楽の変化に合わせて探検を続けます。
そして、探検の先でたどり着いたのは……

つづく演奏曲「幸せなら手をたたこう」では、「手をたたいたり、足を動かしたり、肩をたたいたりしてみてね」という声かけに合わせて、みんなで歌いながら音楽に参加。
歌声やさまざまな動き、園児さんが手に持っている楽器の音色が加わり、会場に素敵なハーモニーが響きます。

そして最後は「ラデツキー行進曲」。
手に持った楽器を鳴らす園児さん、先生と一緒に音を出す園児さん、手や身体を動かして参加する園児さん。
音の大きさにも意識を向けながら、会場全体で音楽をつくっていきました。

公演が終わったあとには、おねえさんたちのところへ近づいて興味深々に見つめる園児さんや「バイバイ」と声をかける園児さんの姿も見られました。

それぞれの参加の仕方で音楽と一緒に過ごした「おんがくかい」。
クラリネットとヴァイオリンの音色から始まり、歌や身体の動き、楽器の音へと、みんなで音楽をつないでいく時間となりました。
認定NPO法人フローレンス 障害児保育園ヘレン経堂の皆さん、ありがとうございました!
クラリネット さやおねえさん(すとうさや)
ヴァイオリン ことりおねえさん(古市琴梨)
みんなのことばは、プロの音楽家とともに、参加型クラシックプログラムを通して
子どもの心を育てる活動をするNPO法人です。
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