コンサートレポート
白百合保育園にクラシックコンサートをお届けしました(東京都江戸川区)

2026年9月4日、子どものための参加型クラシック「みんなのコンサート」を、白百合保育園が附属する小松川教会でお届けしました。
白百合保育園では、年間5〜6回の参加型クラシックコンサートに加え、0歳児から全園児を対象とした「音楽体験教室 おとあそび」を通年で実施しています。
「みんなのコンサート」は、 NPO法人みんなのことばが提供する、子どものための参加型クラシックプログラム。 子どもの発達に合わせて考えられたオリジナルプログラムだか…
みんなのコンサート今回は「敬老の集い」として開催され、白百合保育園の園児のみなさんに加え、近隣の園のお友達や地域の方々、親子で参加されたみなさんも一緒に音楽を楽しみました。
園児のみなさんと地域のみなさんが同じ場所で音楽を囲み、世代を越えて一緒に楽しむコンサートとなりました。
▼白百合保育園の渡部園長のインタビューもこちらでお読みいただけます
長年にわたり、みんなのことばをご利用いただいている幼稚園や保育園、学校の先生方にお話をうかがう「先生インタビューシリーズ」。第2回は、白百合保育園(東京都江戸川区)の園長・渡部裕人先生をお訪ねしました。
先生インタビュー 白百合保育園<前編>今回のコンサートに登場したのは、ヴァイオリン2人、ヴィオラ、チェロ。
4人のアーティストによる弦楽四重奏です。

まずは、それぞれの楽器がどんな役割を担っているのか、そして弓をどのように使って音を生み出しているのかを紹介。
弓を弾きはじめる位置によって、聞こえてくる音色も変わります。

「耳が聴こえなくなったベートーヴェンが、頭の中で聴いていた音楽を聴いてみましょう」という紹介から始まった、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲。
演奏が始まると、園児のみなさんから自然と手拍子が起こり、教会は演奏と手拍子の音に包まれました。
音楽を聴いて感じたことを、素直に手拍子で表現する園児のみなさん。
その自由で豊かな反応に、アーティストも驚きながら、音楽を一緒に楽しむ時間となりました。

さらに、4つの楽器の音色が重なっていく弦楽四重奏の響きを、サンドイッチにたとえて紹介。
ひとつひとつの音が重なり合うことで、聴こえてくる「味わい」も変わっていきます。
身近なたとえを交えながら、弦楽器の音色や、それぞれの役割を楽しく知る時間となりました。

弦楽器は、弓で弦をこするだけではありません。
弦を指ではじいて奏でるピチカートや、弓を小刻みに動かす方法など、さまざまな演奏方法を紹介。
「どんなふうに演奏していると思う?」と問いかけると、園児のみなさんはアーティストの手元をじっと観察。

同じ弦楽器でも、演奏の仕方によって音の表情が変わります。
いろいろな音の出し方を知ることで、音楽の「色」の広がりを感じる機会になりました。


最後の演奏曲では、敬老の集いとして、地域から参加されたみなさんも一緒に手拍子で演奏に参加。
アーティストの演奏に合わせて会場全体から手拍子が響き、みんなで音楽をつくりながらフィナーレを迎えました。

アンコールでは、弦楽四重奏ならではの情熱的な演奏も披露。
最後まで、4つの弦楽器が重なり合って生まれる、深く、広く、美しい音色をたっぷりと楽しみました。
子どもから大人まで、同じ場所で同じ音楽を聴き、歌い、拍手をする。
今回の「敬老の集い」が、世代を越えて音楽を囲む、あたたかな時間となりました。


コンサートの最後には、近隣園や地域の子どもたちから花束と感謝の言葉をいただきました。
白百合保育園のみなさん、そしてご参加くださった地域のみなさま、ありがとうございました!

【写真左より】
司会・うた ギャリー(上尾和音)
ヴィオラ ゆうきさん(小倉勇樹)
ヴァイオリン ひろこおねえさん(渡邊弘子)
ヴァイオリン ことりおねえさん(古市琴梨)
チェロ ヒロユキさん(ヨコミゾヒロユキ)
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