みんなのことばのアーティストになるために/アーティスト研修

音楽で子どもたちに笑顔を届ける”おねえさん・おにいさん”であるみんなのことばのアーティストたち。
みんなのことばのアーティストは、オーディションで選ばれた人たちですが、ただオーディションをクリアすればすぐに子どもたちの前に立てるわけではありません。

コンサートの現場を見学し、しっかりと研修を受けた上で、”おねえさん・おにいさん”として子どもたちに音楽をお届けしている、いわば「子どもたちに音楽を届けるプロフェッショナル」です。

この日は、そんな「子どもたちに音楽を届けるプロフェッショナル」になるために欠かせないオフィス研修が行われました。

研修講師を担当するのは、「子どもたちに本物の音楽体験を届けたい!」という想いからみんなのことばを立ち上げたNPOみんなのことば代表の渡邊悠子と、みんなのことばの核である音楽のすべてを取りまとめるアートマネージャー、横溝宏幸の2名。
みんなのことばの両輪を担う2人からの直接指導です。

まずは、みんなのことば代表・渡邊悠子から、活動の根幹であるみんなのことばの”想い”や意義について、また「みんなのコンサート」がどのような形で成り立っているのかについてレクチャーです。

なぜ未就学の子どもたちに音楽を届けるのか、どのような人たちの支えがあって活動が行われているのかを知ることは現場のアーティストにとってとても重要なことです。

加えて、渡邊代表からは“おねえさん・おにいさん”としての心構えについても説明がありました。
子どもたちにとって華やかな衣装をまとい、キラキラした楽器をもって目の前に現れる”おねえさん・おにいさん”はまさに憧れの存在。
そんな子どもたちの想いを大事にするために、笑顔のこと、身だしなみのこと、園の先生方とのコミュニケーションのことなど細部にまで話は及びました。

生まれて初めて出会うコンサートかもしれない、一生に一度のコンサートかもしれない、そんな子どもたちの一瞬に出会うからこそ、みんなのことばのアーティストは細かなところまで気を配るんですね。

続いては、みんなのことばの音楽面について、アートマネージャーの横溝宏幸からレクチャーです。

ここでは、未就学期の子どもたちの感性を育み、表現を引き出す「みんなのコンサート」を行う上で大切にしていることが説明されました。
「みんなのコンサート」の特徴の1つは何といってもアーティストにあります。
子どもたちの反応を100%引き出すには、アーティスト自身も普段以上にデフォルメして表現することが必要。
子どもたちを笑顔にする音楽のポイントをレクチャー。

次第に講義にも熱が入る横溝アートマネージャー。
みんなのことばの音楽の主要な要素である『パフォーマンス』については、思わず熱く語る場面も。

▼みんなのことばの音楽における『パフォーマンス』についてはこちらのスペシャルコンテンツでも語られています。

最後は、研修を受けたメンバーと代表、アートマネージャー、石川理事も含めパシャリ。

2時間をかけた濃密な研修は無事終了しました。

これからそれぞれのメンバーは現場での研修などを経て、晴れて「みんなのコンサート」デビューを果たします。

新しいみんなのことばの“おねえさん”たちが子どもたちに音楽を届ける日が待ち遠しいですね!
それぞれの”おねえさん”の活躍は今後随時活動ブログなどでご紹介していきますので、お楽しみに♪

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