箏と尺八による新春コンサート
昨年末より販売が開始されたシニア向け分譲マンション「ザ・レジデンス白金スイート」の1月のコンサート。「新春コンサート」と題して、箏と尺八の演奏をお楽しみいただきました。
今回も、お住まいの方とご見学の方のご参加がありました。ビュッフェスタイルでお食事をお楽しみいただいた後は、お正月らしい邦楽のコンサート。お琴や尺八を習っていた方も多くいらっしゃいました。
演奏は、箏奏者の衣袋聖志さんと、尺八奏者の松岡幸紀さん。箏が男性で尺八が女性という珍しい組み合わせです。レストランのうしろには水の流れる装飾があり、さらさらと心地よい水の音をバックに箏と尺八の響きをお楽しみいただきました。
コンサートの最初は定番の「春の海」。曲が始まると、一気にお正月らしい空気が会場を包みました。
楽器や奏法についての説明も交えつつ
わかりやすく、箏と尺八についても説明。「琴」と「箏」は違うのだそうです。衣袋さんの楽器は「箏」。弦は21本あります。説明のあとは、それぞれの楽器のソロ演奏もお楽しみいただきました。
続いて尺八の説明とソロの演奏。「ころころ」という奏法や、どうやって音を変えているか、などのお話があり、お客さまからは「へぇ」という声が聞かれました。
「朧月夜」や「川の流れのように」では、一緒に口ずさんでいただき、とても温かいコンサートになりました。
最後はしっかりとアンコールもいただきました。また終了後にはたくさんのお客様に声をかけていただき、大人気のお二人でした。
ザ・レジデンス白金スイートの皆さま、ありがとうございました!
★コンサートの収益は子どもたちへコンサートをお届けする、活動資金として役立たせていただきます。
次回のコンサートは2月16日。ショパンの名曲などを中心とした、クラシックピアノのコンサートです。
[ アーティストについて ]
● 衣袋 聖志 (箏)
高校在学中、文化庁の派遣で中国の学生との文化交流の為に30名のチームで訪中をする。自主企画の演奏会、ライブを開くなど積極的に演奏活動を重ね、全国で活躍している男性箏奏者。ラジオNHK愛媛や、FM西東京にもゲスト出演。現在はヴァイオリンやチェロなどの洋楽器とも活動を共にし、様々なジャンルの音楽で演奏活動を展開している。20絃筝を中心に現代曲の演奏や、他の楽器等とのコラボレーションによる企画で音楽を通して何を伝えられるか、を課題とて可能性の拡大を図っている。
● 松岡 幸紀 (尺八)
奈良県出身。尺八を13歳より始める。東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学邦楽科尺八専攻を卒業。現在、尺八を山本邦山(人間国宝)に師事。これまでに、吉本胤山、在学中は川村泰山・山本真山に師事。
みんなのことばは、プロの音楽家とともに、参加型クラシックプログラムを通して子どもの心を育てる活動をするNPO法人です。
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