毎回楽しみの”音楽会”
みんなのことばでは、フルート・ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロの4つの楽器による45分間の参加型クラシックプログラム「みんなのコンサート」を多くの幼稚園や保育園にお届けしています。
このみんなのことばの音楽をもっと定期的に子どもたちに聴かせてあげたい!という先生方からの熱い想いから実現したのが、東京・神奈川・千葉に6園をもつルーチェ保育園で行っている「おんがくかいプログラム」です。
ルーチェ保育園各6園すべてに、年に5回みんなのことばのおねえさん・おにいさんがやってきて、「みんなのコンサート」の要素がギュッと詰まった「おんがくかいプログラム」を行っています。ルーチェ保育園は、「保護者の評判が高い保育園ランキング(東京・新宿区、平成30年度)」の第1位にランクインした保育園です。ルーチェ保育園の特色ある保育のひとつである、スペシャルカリキュラム「音楽」を、私たちみんなのことばが担当しています。
ルーチェ保育園で「おんがくかいプログラム」が始まってから今年でもう9年目。
音楽会の始まる前は先生のお話しと楽器の音当てクイズ。
毎回、音楽会を楽しみにしてくれるほど音楽が大好きな子どもたちは何の楽器の音かわかっていました。
先生のお話しでは、なんとオーケストラのお話しがされていました。
「ひろゆきおにいさんやあゆみおねえさんのチェロはここ、ようこおねえさんやかなこおねえさんのフルートはこの辺りで演奏するんだよ」などボードとマグネットを使って詳しく説明。子どもたちもよーくお話しを聞いていました。
このオーケストラをギュッと小さくしたのが、おねえさん・おにいさんによる音楽会なんだよ、という流れから音楽会がいよいよスタート!
先生のお話しのおかげで子どもたちはもうすでに音楽を聴く準備は万全。
こういった先生方との連携も、長年築き上げてきた信頼関係があってこそですね。
ポイントは『聴く・歌う・演奏に参加する』
「みんなのコンサート」と同様に、でも『聴く・歌う・演奏に参加する』の3つがポイント。
長い子は今年で3年目、すでに10回以上も定期的にこの音楽の時間に触れていためか、最初に演奏された独特な響きのアイリッシュなポルカもじっくりと聴き入っていました。
みんなが知っている歌の曲が始まると一転して元気な声で上手に歌ってくれました。
どの曲も手や身体をゆらしたり、振りをつけて歌っている子の姿もたくさん見られました。
歌の次はおとあそび。
メロディーをフルートが吹いているときは頭をポンポン、チェロが弾いているときはおヒザをトントンしていきます。
一度練習をし、いざ本番。
子どもたちとおねえさん・おにいさんが目をよーく合わせてどっちの楽器が鳴るのかな?とワクワクドキドキしながらも音に合わせてポンポン・トントン♪
みんなとてもよく見て・聴けていました!
音楽会の最後は『演奏に参加する』です。
今回は子どもたちはタンバリンをもって演奏に挑戦です。
こちらも一度、大きい音と小さい音をおねえさん・おにいさんと一緒に練習し、いざ本番。
大きい音のときは元気よく叩き、小さい音のときはそっとやさしくタンバリンを叩こうとしている姿が見れました。
打楽器の難しい強弱も一生懸命表現しようとしているようです。
楽しい音楽会の時間はあっという間に終了。
今度はまた10月におうかがいします。
次回もまた楽しみにしていてくださいね♪
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みんなのことばは、プロの音楽家とともに、参加型クラシックプログラムを通して子どもの心を育てる活動をするNPO法人です。
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