(特非)あそびと文化のNPO新宿子ども劇場で「みんなのコンサート」(東京都新宿区)

11月23日(水)、(特非)あそびと文化のNPO新宿子ども劇場の活動の地域公演として、「みんなのコンサート」を開催いたしました。

「新宿子ども劇場」は1975年からさまざまな公演を開催し、地域の子どもたちの感性を育てる活動を続けているNPO法人の大先輩!

今回のコンサートは、その「新宿子ども劇場」のスタッフの方がみんなのことば公式YouTubeチャンネルご覧になったことがきっかけで実現しました。

当日はあいにくの空模様。

時折強く降る冷たい雨がとても寒く感じる天候ではありましたが、地域のたくさんの子どもたちとそのご家族にご参加いただきました。

表情豊かな演奏を堪能

まずは「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」でコンサートはスタート!

それまで会場を走りまわっていた小さな子どもたちが、柔らかい澄んだ音色に「何か始まったぞ」と立ち止まり、耳を傾けます。

そして、みんことアーティストの表情豊かな演奏に大人も子どもも引き込まれ、会場の雰囲気は一気にクラシックの世界へ!

2曲目に演奏された「ハンガリー舞曲 第5番」では、その緩急ある曲調とアーティストたちのユーモラスあるパフォーマンスに、思わず笑い出してしまう子どもの姿も。

演奏の合間には、司会のギャリーが楽器の紹介を楽しい言葉で伝えていきます。

「フルートの中はどうなってる?」

「ヴァイオリンとビオラの違いは何かな?」

子どもたちから「なにもなーい」や「ギン?」「テツ?」などさまざまな返答が湧き立ち、ときには「はーい」と手を上げて答えてくれるお友だちもいました。

そして、弦楽器の弦を弾いて演奏する「ピチカートポルカ」では、子どもたちが体を丸めて笑ったり、体を動かしたり。

会場全体がその弾ける音色に魅了されている様子でした。

オーディエンスと一緒に作り出す音楽の魅力

コンサート中盤に演奏されたのは、「幸せなら手をたたこう」。

司会のギャリーが張りのある声で歌い上げ、会場は大盛り上がり!

お友だちと一緒に手をたたいたり、ご家族の人たちと手をたたき合ったり、みんなで音楽を楽しむ姿が見られました。

コンサートの締めくくりに演奏された「ラデツキー行進曲」では、子どもも大人も手拍子で強弱をつけながら、演奏に参加。

本物の音楽の体験をたっぷりと堪能していただき、コンサートは幕を閉じました。

「新宿子ども劇場」の“表現する力を育む体験活動”として開催した今回の「みんなのコンサート」。

コンサート終了後、参加された子どもたちからみんことアーティストにプレゼントをいただきました。

そして「いつもコンサートに子どもを連れて行きたいけど、なかなか行けなかったので、楽しかった」や「大人も一緒に楽しめました」など、うれしいお言葉もたくさんいただき、みんことアーティストそしてスタッフにとっても喜びを感じるコンサートとなりました。

「新宿子ども劇場」のみなさま、そしてご参加くださいましたご家族の方々、ありがとうございました。

今回訪問したアーティスト

フルート:香川 恵理
ヴァイオリン:須藤 はるな
ヴィオラ:小倉 勇樹
チェロ:ヨコミゾヒロユキ
司会:上尾 和音

このコンサートを担当したのは…

岡田 恵美(おかだ えみ) 
洗足学園音楽大学ミュージカルコース出身で普段は演劇をしています。
学校に行って、演劇のワークショップをすることもあります。
好きなことは本を読むことと散歩です。ふと歌っている時もあります!
全国の子どもたちにコンサートをお届けできるようにサポートいたします!

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