すかし絵書展「いにしえからの伝言」に参加しました(東京都中央区)

CLASSICAL COMPANY TOKYOメンバーによる弦楽四重奏

2010年11月10日~13日まで銀座のギャラリー悠玄で行われていた、書家・湯淺紅楓さんと絵師・遊神さんによる、すかし絵書展「いにしえからの伝言」。NPOみんなのことば は協力として参加し、最終日におこなわれたアトラクションでは、代表の渡邊がMCをさせていただきました。また、CLASSICAL COMPANY TOKYOのメンバーによる弦楽四重奏の演奏もあり、お越しいただいたたくさんの方に生演奏を楽しんでいただきました!

「すかし絵書」という言葉、聞いたことはありますか?

すかし絵書とは、最初に書の文字だけ、または文字と絵が見えているのですが、後ろから光を当てると、さらに文字や絵が浮かび上がり、ひとつの作品になるというものです。この、書家・湯淺紅楓さんと絵師・遊神さんによるオリジナルの作品「すかし絵書」の展覧会にNPOみんなのことば として協力をさせていただきました。

最終日におこなわれたアトラクションは、3組のアーティストが出演。それぞれのアーティストが一番印象に残った作品をひとつピックアップし、その作品から受けるイメージをもとに、自由にパフォーマンスをするというものです。このアトラクションの時間に、NPOみんなのことば代表の渡邊がナビゲーターとして進行をさせていただきました。また、3組のアーティストのトリを飾ったのはCLASSICAL COMPANY TOKYOのメンバーによる弦楽四重奏。お客さまで埋め尽くされた会場から、大きな拍手をいただきました。

ちなみに、CLASSICAL COMPANY TOKYOが選んだ作品は、こちら。

左が、光を当てていない状態。右が、LEDパネルで後ろから光を当てている状態。

「花の色は うつりにけりな いたづらに…」という小野小町の和歌がモチーフになっています。

出演したアーティストは3組。1組目はハワイアンアーティストの石川優美&Pono Laniさん。

2組目は、舞踏の中西晶大さん。

そして3組目は、CLASSICAL COMPANY TOKYO。

< CLASSICAL COMPANY TOKYO >

それぞれが国内外のプロオーケストラでの客演を数多く経験し、 有名アーティストのレコーディングや音楽番組で活躍する 若手実力派の音楽家たちで結成。クラシックを身近に、より楽しめるようなコンサートイベントを都内を中心に開催しています。

女性の切なく、寂しい心を詠った和歌に選んだ曲は、シューベルト作曲 弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」2楽章です。

まずは、チェロの横溝さんより選曲の理由と曲についての説明。

そして、演奏。心の奥深くに入る切なく、そして女性的な激しさを持ったメロディが選んだ作品ととても合っていました。

最後は、湯淺紅楓さんのお弟子さんたちによる書のパフォーマンス、そして紅楓さんご自身によるデモンストレーションもありました。

アトラクションにご来場いただいたお客様には、皆さまにNPOみんなのことば のポストカードをお持ち帰りいただきました。

湯淺紅楓さん、遊神さん、お世話になりありがとうございました!

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