東京都立久我山青光学園でコンサート(東京都世田谷区)

文化庁「文化芸術による子供育成推進事業/ユニバーサル公演事業」を活用して、10月20日に東京都立久我山青光学園へ「みんなのコンサート」をお届けしました。

▼「みんなのコンサート」について詳しくはこちら

文化庁「ユニバーサル公演事業」とは

これまで実施されている「文化芸術による子供育成推進事業」の中で、“更に多くの子どもたちが文化芸術に親しみ、文化芸術を通して表現の多様性を認識し、障がいへの理解を深める鑑賞・体験機会を提供することを目的としています。(文化芸術による子供育成推進事業のサイトより引用)

今年度最初のユニバーサル公演は、中学部の1〜3年生を対象に50分間のプログラム。

楽しみ、感じ、体験するプログラム

音楽を心から楽しみ、より身近に感じてもらい理解してもらうために「みんなのコンサート」にはカルテットに加えて司会者が登場します。

司会のギャリーのトークでコンサートを楽しむ準備ができたら大きな拍手と共にカルテットが登場!

「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の音を全身に受けてリズムに乗る生徒さんたち。中には笑い出す生徒さんの姿も。音楽を五感をフルに使って楽しむコンサートがスタートします。

明るく楽しい響きから一転、ベートーヴェン作曲 交響曲第5番「運命」。

アーティストの息づかいを間近に感じ、アーティストのパフォーマンスに目を凝らし、曲から感じ取るメッセージを胸に刻みます。

学びも楽しく、おもしろく

弦楽器の構造や音が響く仕組みを、司会のギャリーによる解説で学びます。

曲の背景や作曲家のメッセージ、楽器のしくみについて学んだら、音楽の楽しみ方もより身近なものになります。

表情豊かに「ユーモレスク」を演奏するヴァイオリンの中村響子さん。

カルテットの演奏と共に言葉を紡ぐギャリーが歌う「魔王」。

生徒の皆さんはカラーが異なる様々な音楽を全身に受けて笑ったり、圧倒されて言葉を失ったり、自由に音楽を楽しんでいました。

プロの声楽家による発声ワークショップでは、プロの技をわかりやすく教えます。

自分の身体をたくさん使い、のびのびと声を出す楽しさをともに学びました。

指揮者体験では指揮法の基礎を学び、自分が表現したいままに、ひとりひとりに合わせてカルテットが演奏します。

それぞれの指揮に会場からはブラボーと拍手の大歓声!

指揮をした生徒の皆さんの顔も誇らしげに輝いていました。

最後は「ラデツキー行進曲」をみんなの手拍子とともに演奏して、大盛り上がりのままアンコールまで駆け抜けたコンサート。

アーティストの最後の1人が退場するまで大きな拍手とブラボーがおくられ、充実のコンサートとなりました。

東京都立久我山青光学園の皆さん、ありがとうございました!

参加したアーティスト


フルート

香川 恵理
ヴァイオリン中村 響子
ヴィオラ小倉 勇樹
チェロヨコミゾヒロユキ
司会・うたギャリー(上尾 和音)
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