横浜市立青葉台中学校で12校合同支援学級コンサート（神奈川県横浜市）

文化庁「文化芸術による子供育成推進事業／芸術家の派遣事業」を活用して、2023年11月15日に横浜市立青葉台中学校へ青葉区内の12校合同、特別支援学級を対象とした「みんなのコンサート」をお届けしました。

学校での公演（文化庁事業） | NPOみんなのことば

幼稚園・保育園以外にも、小学校、中学校、特別支援学校での経験も豊富なので、対象に合わせて最適なプログラムをお届

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青葉区内の中学校、青葉台、あかね台、あざみ野、市ヶ尾、美しが丘、鴨志田、すすき野、奈良、みたけ台、もえぎ野、山内、谷本（あいうえお順）の12校100名以上の支援学級の生徒さんが一堂に会し開催されたコンサート。60分のプログラムでじっくりとコンサートを楽しんでいただきました。

みんなで考え、みんなで楽しむコンサート

1曲目は「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」。躍動感あふれる演奏に、会場は一気にアーティストが生み出す音楽の世界に引き込まれます。

ベートーヴェン「運命」で更に深く曲の世界観を感じ、ベートーヴェンがこの曲に込めた思いや作曲家の人生に思いを寄せます。

演奏を聴いた生徒の皆さんは「ベートーヴェンの怒り」「死が近づいている」「衝撃」とそれぞれに感じることがあったようです。

楽器ごとの構造や音が出る仕組みを学ぶ時間も、司会者・上尾和音さんによる解説とアーティストの掛け合いでより鮮明に記憶に残る時間となります。

表現豊かに演奏される「ユーモレスク」。会場の視線がヴァイオリンの須藤はるなさんに一心に注がれ、会場はその音に酔いしれました。

更に鍵盤楽器の発展の歴史とドイツ歌曲との関係を学び鑑賞するシューベルト「魔王」。

実はバリトン歌手の司会が歌い出すと、会場は驚きと共にゲーテとシューベルトが創り上げた物語の世界に飲み込まれます。

ワークショップで体験するコンサート

声楽家でもある上尾和音さんによるワークショップでは歌うコツを学び、カルテットの演奏と共に合唱曲「Believe」を表現豊かに、伸びやかに演奏しました！

そして指揮者体験ではコンサートの中で感じ、学んだことを最大限に生かして、自らの表現でカルテットを操り表現する歓びを感じてもらいました。

音楽の本質を感じる充実の時間。

代表の生徒さんからは感謝の言葉と共に「私はなかなかコンサートを観に行くことが無かったので、とてもいい良い経験になりました。4種の楽器が合わさってとても素敵な音色でした」嬉しい感想もいただきました。

【横浜市青葉区内青葉区内 12校の中学校 】青葉台、あかね台、あざみ野、市ヶ尾、美しが丘、鴨志田、すすき野、奈良、みたけ台、もえぎ野、山内、谷本中学校の皆さま、ありがとうございました！

参加したアーティスト

フルート　　　香川恵理

ヴァイオリン　須藤はるな

ヴィオラ　　　中村響子

チェロ　　　　ヨコミゾヒロユキ

司会・うた　　上尾和音