子どもたちの笑顔がまぶしいコンサート
12月7日は南中野区民活動センターで「親子コンサート」を開催しました。
今回のコンサート、中野区立弥生保育園の子どもたちと地域の子育て世帯の方々に向けて開催されたもの。
冬晴れの晴天に恵まれたコンサート当日は、約100名の園児の方と近隣の親子の方々にご参加いただきました。
会場に、まずやってきたのは保育園の園児さんたち。
みんなワクワクしながらも、これから何が始まるんだろう?と、ちょっと緊張した様子。
でもホールに参加者みんなが集まったところで司会のギャリーが登場すると、子どもたちの表情がパッとにこやかに。
会場の雰囲気も一気に華やかに変わります。
しかも今回は12月のコンサートということで、ギャリーが「クリスマスにちなんだ曲も演奏するよ」と伝えると、「うわー」という声があちらこちらで。
子どもたちの素直な喜びが会場を包む中、最初の演奏曲「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」でコンサートが始まります。
モーツァルトの軽やかなメロディーとみんことアーティストのさわやかな演奏に、じっくりと耳を傾ける子どもたち。
そんな子どもたちの間からは自然と拍手が始まり、お友だち同士で手を合わせたり、足をたたいてリズムを取ったり、みんな、音楽を全身で楽しんでくれている様子です。
演奏の合間には、司会のギャリーが楽しいトークで楽器の紹介をしていきます。
「ヴィオラとヴァイオリンは何が違う?」
「色!」
「大きさー」
「ちょっと音が低かった」
子どもたちはさまざまな視点でギャリーの質問に答えてくれました。
そして、リクエスト曲の演奏がはじまると、そのポップなメロディーに自然と体を揺らしながら生の演奏とその臨場感をたっぷりと味わいます。
「この曲知ってる!」と、歌を口ずさんでくれるお友だちの姿も。
会場に、明るく軽やかな、そして心地よい空気が広がりました。
元気な歌声で盛り上がりました
次はコンサートの冒頭でお知らせした、待ちにまったクリスマスソングの演奏です。
今回はチェロのひろゆきおにいさんアレンジの「赤鼻のトナカイ」を、司会のギャリーの歌声で披露。
その声量豊かな響きとワクワクするメロディーに、会場のお友だちみんなも大きな声で大合唱!
いつの間にか子どもたちはクリスマスの世界に引き込まれ、会場がウキウキした空間となりました。
最後は子どもたちが「ラデツキー行進曲」に拍手を楽器にして演奏に参加。
強弱を上手につけて一生懸命手をたたく子どもたちの姿が印象的でした。
そして、アンコールには子どもたちにおなじみの曲、そしてだれもが知るクリスマスソングの「ジングルベル」を演奏し、コンサートは名残を惜しみながらも幕を閉じました。
コンサート終了後、子どもたちがみんことスタッフに駆けより「全部楽しかったー」「すごかった!」「また見たい!」とさまざまな感想を届けてくれました。
コンサートに参加いただきました弥生保育園のみなさまと地域の子育て世帯の方々、ありがとうございました。
今回訪問したアーティスト
フルート:えりおねえさん(香川 恵理)
ヴァイオリン:はるなおねえさん(須藤 はるな)
ヴァイオリン:きょうこおねえさん(中村 響子)
チェロ:ひろゆきおにいさん(ヨコミゾヒロユキ)
司会:ギャリー (上尾 和音)
このコンサートを担当したのは…
岡田 恵美(おかだ えみ)
洗足学園音楽大学ミュージカルコース出身で普段は演劇をしています。
学校に行って、演劇のワークショップをすることもあります。
好きなことは本を読むことと散歩です。ふと歌っている時もあります!
全国の子どもたちにコンサートをお届けできるようにサポートいたします!
みんなのことばは、プロの音楽家とともに、参加型クラシックプログラムを通して子どもの心を育てる活動をするNPO法人です。
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