白百合保育園で親子コンサート(東京都江戸川区)

日々の保育にも音楽を

6月17日(金)は、白百合保育園にコンサートをお届けしました。

本年度、6回のコンサートが予定されている白百合保育園。2回目となる今回は、はじめての親子コンサートの開催です。

会場となるのは、​​とても広々とした教会。そんな空間の中でも感染症対策は万全に、椅子の間隔を開け、アーティストたちと観客席との距離をしっかりと保って、コンサートを開催しました。

「子どもたちにとって、音楽を聴くことやコンサートを楽しむことが当たり前になってほしい」と話してくださったのは園長先生。その園長先生の想いから、白百合保育園では定期的なコンサートの開催に加え、施設向け正課プログラム「おとあそび」も取り入れ、保育をされていらっしゃいます。

音楽に合わせて元気に表現

そんな白百合保育園の園児さんたちは、みんことアーティストとは、すでに顔見知り。なつきおねえさんが登場すると、「おとあそびのおねえさんだ!」と、元気に声をかけてくれます。

そして、いつも音楽に触れて過ごしている園児さんたちの音を聞き取る力には、目覚ましい伸びが。オープニング曲の「カノン」の演奏では、静かな教会に響き渡る弦楽器の音色に熱心に耳を傾け、穏やかな曲から一変した「ハンガリー舞曲第5番」の大きな迫力ある音には、子どもたちが表情を変えながら「すごい!」と声をあげて、感じた気持ちを表現してくれました。

また、会場一体に子どもたちの歌声が響いたリクエスト曲では、身体を動かし、友だちと手をつなぐ園児さんの姿もありました。

親子で楽しむコンサートの醍醐味

7月7日の七夕が近いことから「たなばたさま」の演奏も行った今回のコンサート。曲に合わせ、なつきおねえさんと一緒に、園児さんたちと保護者の方々が笹の葉をイメージした振り付けを楽しみました。

最後の曲「ラデツキー行進曲」では、みんな一緒に手拍子の大合唱。親子での拍手参加だけに、いつもより大きく鳴り響く手拍子の音で会場が盛り上がり、コンサートは幕を閉じました。

演奏終了後、アーティストとみんこと代表の渡邊、そしてスタッフが、園児さんたちから感謝の花束を頂きました。

毎回いただくきれいな花束と、子どもたちの優しい「ありがとう」の言葉は、みんことの宝物です。

白百合保育園の皆さま、ありがとうございました。

今回訪問したアーティスト

フルート:かなこおねえさん(谷田 圭菜好)
ヴァイオリン:はるなおねえさん(須藤 はるな)
ヴィオラ:ゆうきおにいさん(小倉 勇樹)
チェロ:ひろゆきおにいさん(ヨコミゾヒロユキ)
司会:なつきおねえさん(坂本 夏樹)

このコンサートを担当したのは…

髙山 和己(たかやま かずみ) 
2022年にみんこと事務局に加わりました。前職は高校の音楽の先生。
子どもたちが自由に音楽を楽しみ、思うがままの反応ができる「みんなのコンサート」を、たくさんの子どもたちに体験してほしい!
打楽器や作編曲を専門に、自身も音楽活動を行っています。

参加型クラシックプログラムについて詳しく知りたい方は
幼稚園・保育園・親子イベントにコンサートを呼びたい方は

みんなのことばは、プロの音楽家とともに、参加型クラシックプログラムを通して子どもの心を育てる活動をするNPO法人です。

あなたのご寄付・ご支援によって、もっと多くの子どもに音楽が届きます

お問い合わせは

NPO法人みんなのことば
電話:03-3770-4266(平日10:00~18:00)

アイコンクリックしていただくと共有できます