心にも、からだにも、頭にも、良い刺激

こんにちは。渡邊悠子です。

写真は、江東区にある南砂第一保育園の子どもたちからもらったお手紙からの1枚です。

この保育園のコンサートは、私たちが驚くほど、「聴くこと」「歌うこと」「演奏に参加すること」が上手にできていました。
集中して演奏を聴いて、感情豊かに「きれいな音」と感動したり「たのしい気持ち」と笑ったり。一緒にうたう歌は、前奏が終わるまできちんと待って歌いだすことができ、演奏に参加するときも、演奏をよく聴きながら上手に強弱をつけられていました。

その理由は…終わってから園長先生のお話をうかがって、納得！

普段から、音楽を使った遊びをたくさん取り入れているとのこと。
音楽遊びから得られるものは子どもたちの成長に直結しているそうです。

たとえば、音楽が鳴っている間は動いて、止まったら止まる。
また音楽が鳴りだすまで、待つ。
歌の前奏も、声を出さずに歌いだしをちゃんと待つ。
これをできる子どもは、横断歩道などで「ちょっと待って」と言われたときに止まれる。

ほんの一例ですが、そうやって楽しみながら大切なことを身につけているようです。
毎日の楽しみながらの成長の成果が、年度の終わりのコンサートで発揮されていることを感じました。
楽器で奏でられる生の音楽は、子どもたちにとって、より大きな刺激になったことと思います。
これからの成長が、ますます楽しみです！

「心にも、からだにも、頭にも、良い刺激」とは、園長先生のお言葉。
南砂第一保育園のみなさん、園長先生、ありがとうございました。
これからも、幼稚園・保育園の素敵な取り組みを時々紹介していきたいと思います。