白百合保育園で子ども向けコンサート（東京都江戸川区）

音楽の喜びを子どもたちに

４月22日（金）、東京都江戸川区の白百合保育園に、コンサートをお届けしました。

日頃から、子どもたちにさまざまな体験の機会を企画されている白百合保育園。昨年度は、生徒さんはもちろんのこと、ご家族も一緒の親子向け「みんなのコンサート」を開催するなど、一年を通して、音楽に親しむことができる取り組みにも積極的です。

そして、本年度はその「みんなのコンサート」に加え、正課プログラムの音楽体験教室「おとあそび」も導入されることとなり、今まで以上に、みんことから白百合保育園に、“音の体験”を届けることができるようになりました。

小さい頃から親しむ音楽の体験

「大きくなったね！みんなの保育園コンサート」と題した今回のコンサート。当日は感染者数の推移を考慮した上で、予定していた園舎での開催から教会の礼拝堂へ会場を変更。アーティストと生徒さんたちとの距離を２m以上保ち、座席もしっかりとスペースを取りながら、ゆったりとした環境のなかでコンサートを行いました。

そしてコンサートは「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の演奏でスタート。目をまるくして、生の演奏に釘付けになったのは０歳１歳児の生徒さんたち。ちょっと緊張していた、少し大きな子どもたちも、手拍子をしながら、だんだんと音楽の世界に心が吸い込まれていきます。

演奏中盤では、アーティストのおねえさん、おにいさんの迫力ある演奏に「すごーい！」と言葉で伝えてくれる生徒さんや、楽しそうに演奏するヴィオラのゆうきおにいさんとチェロのひろゆきおにいさんに、思わず笑い出す子どもたちの姿も。

コンサート後半に演奏された「ピチカートポルカ」では、生徒さんたちが感じたままに表現した拍手が会場いっぱいに広がります。そしてラストの「ラデツキー行進曲」にも、子どもたちは手拍子で参加。リズムに合わせてアーティストと一緒に楽しむことができました。

最後に生徒さんたちからお礼の言葉と花束をいただき、コンサートは終了。おねえさん、おにいさんたちが会場を出るときには「またきてね！」と、優しさあふれる言葉をかけてくれました。

感謝の気持ちを伝えることがしっかりとできる白百合保育園の子どもたち。次回のコンサートでみなさまにお会いできるのを、楽しみしています。

今回訪問したアーティスト

フルート：かなこおねえさん（谷田圭菜好）
ヴァイオリン：はるなおねえさん（須藤はるな）
ヴィオラ：ゆうきおにいさん（小倉 勇樹）
チェロ：ひろゆきおにいさん（ヨコミゾヒロユキ）
司会：なつきおねえさん（坂本夏樹）