五感をたっぷりと使ったコンサート
2月15日は石鍋幼稚園にうかがいました。
みんことが石鍋幼稚園に「みんなのコンサート」をお届けするのは、3年ぶり、5回目です。
「よろしくおねがいします」
園ホールに集まった子どもたちが声をそろえて挨拶をして、コンサートが始まります。
石鍋幼稚園の子どもたちは、元気いっぱい。
コンサート冒頭から、司会のギャリーの軽快なおしゃべりに、さまざまな反応を見せてくれます。
楽器を紹介する場面では、ギャリーの「フルートは何でできてるかな?」の問いかけに、「てつ?」「ダイヤ???」「ぎん!」とさまざまな答えを返してくれる子どもたち。
そしてモーツァルトの調べにはしっかりと耳を傾け、早いテンポの曲ではケラケラと笑ってみたりと、自由に感じたままを全身で表現してくれました。
中でも弦を使わずに指で演奏する「ピチカートポルカ」には「指だけで弾いてたー!」や「ギター弾くみたいだった!」と、演奏方法の違いをしっかりととらえ、言葉にして伝えてくれました。
子どもと一緒に先生方もエンジョイ!
園歌のメロディーが流れ始めると、声楽家であるギャリーの歌声に自然と声を重ねる子どもたち。
かわいらしい歌声が会場いっぱいに響き渡り、コンサートを盛り上げてくれます。
子どもたちにおなじみの曲でもみんなで合唱となり、先生方も笑顔で身体を左右に動かしながら歌い上げてくれました。
「すてきだったー」「楽しかったー」
そんな声が聞こえる中演奏されたコンサート最後の曲では、子どもたちが手を楽器にして演奏に参加。
みんことアーティストたちとの共演をたっぷりと楽しんでくれました。
コンサート最後に「どんな楽器が出てきたか、そしてどんな曲が演奏されたかをお家に帰ったら家族の人にたくさんお話ししてあげてくださいね」と先生から子どもたちにメッセージが。
「みんなのコンサート」はお友だち、そしてお家の方々とも心の交流が生まれるコンサート。
みんことからのメッセージを子どもたちに受け取ってもらえたコンサートとなりました。
石鍋幼稚園の皆さん、ありがとうございました。
今回訪問したアーティスト
フルート:かなこさん(谷田 圭菜好)
ヴァイオリン:きょうこおねえさん(中村 響子)
ヴィオラ:かえでおねえさん(高橋 楓)
チェロ:ひろゆきおにいさん(ヨコミゾヒロユキ)
司会:ギャリー (上尾 和音)
みんなのことばは、プロの音楽家とともに、参加型クラシックプログラムを通して子どもの心を育てる活動をするNPO法人です。
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