minkoto_watanabe 文化庁「文化芸術による子供育成推進事業／芸術家の派遣事業」を活用して、9月8日に東京都立武蔵台学園 高等部へ「みんなのコンサート」をお届けしました。
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この日のコンサートは60分間。たっぷりと時間を使って楽しむことで、音楽への理解がより深まります。
音楽を五感で感じ、自分の感性で表現できるコンサート
広々とした体育館がコンサート会場に。
アーティストの登場を拍手で迎えたら「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」が鳴り響き、明るい音楽にあっという間に生徒さんたちの表情も明るくなります。
ひとつひとつの楽器の特徴を学び、音を聴き比べます。弦楽器の弓の毛が馬のしっぽでできていることを目の前で見ることで、より一層音楽と楽器への理解が深まります。
モーツァルト、ベートーヴェン、ドヴォルザーク、シューベルト…作曲家は様々なメッセージを楽譜に込め、そのメッセージを四重奏と歌でアーティストが表現。曲の特徴を最大限に引き出した演奏から、五感を使って曲のメッセージとエネルギーを感じることで観客席も一体となり、拍手や歓声、感じたままの感想をともに発信し合うコンサートとなりました。
モーツァルトに笑顔になり、ベートーヴェンに逆境を感じ、ドヴォルザークにどこか懐かしさを感じ、ゲーテの詩の世界に引き込まれる。音楽の世界観を感じることが出来れば、それは自然と表現に繋がります。
アーティストとともに表現する“本物の体験”
発声のレクチャーで呼吸法を学び、呼吸の大切さと呼吸によって変わる表現を学んだら、お待ちかねの指揮者体験！
この日のために事前に準備をしてきてくれた生徒さんや、深く思案しながら指揮をする生徒さん。
先生とともに恥ずかしがりながらも素敵な指揮をする生徒さんの姿も。
さらには、司会のギャリーから指名される前に、自ら進み出て立派にトリを飾ってくれた生徒さんなど、それぞれに自分の感性を最大限に使って、アーティストとともに演奏を楽しみました。
アンコールではアーティストの近くで踊って歌って、会場全体が笑顔と歓声に包まれました。
東京都立武蔵台学園 高等部の皆さん、ありがとうございました！
参加したアーティスト
フルート | 泉野 有香 |
| ヴァイオリン | 森澤麻里江 |
| ヴィオラ | 小倉 勇樹 |
| チェロ | ヨコミゾヒロユキ |
| 司会 | ギャリー（上尾 和音） |
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