minkoto_tanida 9月7日は湘南学園幼稚園に「みんなのコンサート」をお届けしました。
▼子どものための参加型クラシックプログラム「みんなのコンサート」とは
湘南学園幼稚園さんはこれまでにも何度か訪問させていただいた幼稚園。感染症の流行によりここ数年はうかがえていませんでしたが、久しぶりにコンサートをお届けすることができました。
親子で心の動く共有体験を幼稚園で
コンサートには約180名の園児さんと、40名程度の保護者の皆さまにご参加いただきました。江ノ島に程近い立地のためか、ゆったりとしたリゾート感が漂う素敵な雰囲気の中、コンサートが幕を開けました。
1曲目の「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」が始まった瞬間、「知ってるー！」「見たことあるよー！」と早くも子どもたちは大興奮！
まりかおねえさんが感想を聞くと、あちらこちらから大きな声でそれぞれの感想を伝えてくれました。
「ハンガリー舞曲 第5番」では、激しく変化する曲調に大喜び。速く大きな音のときは盛り上がり、ゆっくり小さな音では静かに耳を傾ける、高い集中力を見せてくれました。ひろゆきおにいさんの激しい演奏には、保護者の方々もくぎ付けに！親子で体験を共有する素敵な時間となりました。
弦楽器の紹介では、まりかおねえさんの「弓の白いところはなにでできているのかな？」との問いかけに、「馬のしっぽ！」と物知りな子どもたち。そして半信半疑の保護者の方々。ゆうきおにいさんが実際に弓をゆるめると、保護者を中心に驚きの声があがりました！
歌って、みんなで演奏するコンサート
リクエストいただいた、子どもたちが大好きな曲。フレーズの合間に入る「おー！」のかけ声では、その場で椅子からジャンプしながら参加してくれました。大合唱とかけ声とで熱気に包まれるコンサート。プロの音楽家と一緒に、心のおもむくままに音楽を楽しむ時間が続きます。
楽しい時間はあっという間。最後はみんなで演奏する「ラデツキー行進曲」です。総勢200名を超える参加者の皆さまによる手拍子は圧巻！アーティストもたくさんのパワーをもらいながら演奏することができました。
夏の終わり、まるで海辺のフェスのような、楽しいひとときとなりました。
コンサートの終了後、園長先生から嬉しいご感想とコメントをいただきましたのでご紹介します。
コンサートというと、堅苦しさや敷居が高いイメージがありますが、こちらのコンサートはとてもアットホームで、子ども達がリラックスして、音楽を心と身体全体で楽しんでいる様子が伝わってきました。本物の音色に触れられ、楽器について興味関心が広がるきっかけになっただけでなく、演奏者の方と心のつながりを感じた時間となりました。
演奏者の方の、表情や表現の豊かさが印象に残りました。温かく、子どもたちとアイコンタクトを取りながらの演奏は、耳だけでなく心にも響き渡りました。
湘南学園幼稚園のみなさん、ありがとうございました！
参加したアーティスト
フルート | えりおねえさん（香川 恵理） |
| ヴァイオリン | りょうすけおにいさん（杉山 亮佑） |
| ヴィオラ | ゆうきおにいさん（小倉 勇樹） |
| チェロ | ひろゆきおにいさん（ヨコミゾヒロユキ） |
| 司会・うた | まりかおねえさん（多田 真理馨） |
みんなのことばは、プロの音楽家とともに、参加型クラシックプログラムを通して子どもの心を育てる活動をするNPO法人です。
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