ショパン&シューマンの名曲をお話とともに
サービス付分譲型シニアマンションとして話題の「ザ・レジデンス白金スイート」。こちらにはシアタールームやアトリエなど様々な共用設備があります。その中でコンサートが毎月行われているのは、立派なグランドピアノがあるレストランです。
今回は、お食事のあとにそのピアノの響きをゆったりとお楽しみいただける、クラシックピアノのコンサートを開催しました。
ピアニストは安部可菜子さんです。テーマは、昨年生誕200周年を迎えたショパン&シューマン。同じ歳でありながら対照的だった2人の作曲家を取り上げ、名曲の演奏とお話をお楽しみいただきました。
ショパンはすべてを音楽で表現することを目指していて、曲に題をつけたり言葉で表現することを好まなかったそうです。その反面、シューマンは・・・と彼の生い立ちなどを含めて、とてもわかりやすく2人の作曲家についてお話していました。また、安部さん自身の2人に対する想いなどのお話もあり、より興味を持って演奏をお楽しみいただけたことと思います。
演奏は、ショパンの有名な「幻想即興曲」や、シューマンの「トロイメライ」を含む『子供の情景』からの曲など。最後は、ショパンの「バラード第1番」で締めくくり、大きな拍手とともに“ブラボー!”という声もいただきました。
最後はアンコールにお応えして「子犬のワルツ」を演奏。終了後にはたくさんのお客様に声をかけていただいていました。「好きな曲ばっかりで、とても楽しかった」「またぜひ来てくださいね」など、嬉しいお声をたくさん頂戴しました。
ザ・レジデンス白金スイートの皆さま、ありがとうございました!
★コンサートの収益は子どもたちへコンサートをお届けする、活動資金として役立たせていただきます。
次回のコンサートは3月16日。シャンソンのコンサートです。
[ アーティストについて ]
● 安部 可菜子
東京藝術大学付属音楽高校、東京藝術大学、同大学院を修了。上野学園大学卒業。2002年 藝大よりの推薦で、東京工業大学の入学式で、同大学のオーケストラとピアノ協奏曲を共演。2005年 鳥取県ピアノ人材発掘オーディションで、県知事賞受賞。2007年 皇居内の桃華楽堂にて演奏。9月には紀尾井ホールにてソロリサイタルを行い、バッハの 「ゴルドベルク協奏曲」他を熱演。ピアノをこれまでに故伊達純、西川秀人、横山幸雄、田部京子各氏に師事。室内楽を矢部達哉氏に師事。
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