オンラインで活動紹介＆ワークショップ／Dream Up（BNPパリバ財団様主催）

「Dream Up」オンラインコンサート＆ワークショップ（企業向けイベント）

3月21日（日）は、BNPパリバの社員様に向けて、オンラインコンサート＆ワークショップを実施しました。みんなのことばは、BNPパリバ様が全世界で展開するアートで子どもを支援するプログラム「Dream Up」の活動で、3年前からパートナーとして連携し、都内の特別支援学校へ訪問しコンサートや合同演奏のワークショップなどをお届けしています。今回は、今までの「Dream Up」活動のご報告も兼ねてオンラインでイベントを行いました。

「Dream Up」は、全仏テニスのスポンサーとしても有名な外資系金融機関、BNPパリバ様が世界30か国でおこなっているアートで子どもを支援する活動です。2018年度より日本で行う「Dream Up」のパートナーとしてNPOみんなのことばが選ばれ、東京都内の特別支援学校の子どもたちへコンサートおよび合奏のワークショップを展開しています。

▼アートで子どもを支援する「Dream Up」について詳しくはこちらをご覧ください。
BNPパリバ 芸術教育支援「Dream Up」

みんなのことばとしても大々的にオンラインを用いてのコンサートイベントは初の試みです。今回は、「みんなのことば活動紹介動画」や、「アートにエールを！東京プロジェクト」に出展した「子どもにこそ“本物の体験”を！」などでもお世話になっている信田眞宏さんをはじめとする心強い技術スタッフの皆さまに入っていただきました。プロの手によってカメラやマイクなどの機材が着々と準備されていきます。

オンラインイベントは、前半のコンサートと、後半のワークショップとの2部構成。「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」で華やかにオープニングを飾ると、みんなのことば代表の渡邊悠子から改めてみんなのことばの活動紹介を行いました。

活動紹介の後は、たっぷりとコンサートを楽しんでいただきました。おねえさん・おにいさんたちはカメラの向こう側にいる社員さんや子どもたちに向けて、精一杯演奏を披露。それに反応するように、画面の向こうでは子どもたちが手をたたいたり、ピョンピョン飛び跳ねたりと自由に楽しんでいました。
普段コンサート中はお話をしないおねえさん・おにいさんたちですが、今回はオンラインのため特別におねえさん・おにいさんたちのトークも織り交ぜてお届け。ヴァイオリンをはじめたきっかけや、楽器にまつわるここだけの話などのお話も聞け、子どもたちだけでなくおとなたちも「へぇ～」といった表情を浮かべていました。

あっという間に第1部のコンサートは終了。
休憩を挟み、第2部では、まずこの3年間BNPパリバ様とみんなのことばが連携し行ってきた「Dream Up」の活動のご報告とワークショップを行いました。「Dream Up」プロジェクト・マネージャーでもある司会の“なつきおねえさん”こと坂本夏樹からは、印象的なエピソードなどを交えながら実際の子どもたちの様子などをお話ししました。他にも現場からの声として、実際に参加された特別支援学校の校長先生からのメッセージ動画もご紹介しました。

「Dream Up」の活動で子どもたちと演奏した「ベートーヴェン交響曲第5番『運命』より 第1楽章」と「ハンガリー舞曲第5番」も演奏しました。実際の子どもたちと行った合同演奏のときのように、おねえさん・おにいさんたちの演奏からは熱気と緊張感がひしひしと伝わってきました。

後半には、画面の向こうの社員さんたちにもご参加いただき、2020年度の活動でも行ったカリンバを用いたワークショップも行いました。

オンラインイベントは盛況のうちに終了しました。最後はおねえさん・おにいさんたちから1曲プレゼント。最後まで盛り上げてくれました。

ご参加いただいたBNPパリバの社員の皆さま、ご家族の皆さま、ありがとうございました♪
また今回の配信イベントを行うにあたり、ご協力いただきました配信スタッフの皆さま、会場をご提供いただいた３丁目カフェの皆さま、ありがとうございました！

▼当日の様子は動画でもご紹介しています。ぜひご覧ください。

〈参加したアーティスト〉
フルート：かなこおねえさん（谷田 圭菜好）
ヴァイオリン：きょうこおねえさん（中村 響子）
ヴィオラ：みちこおねえさん（鈴木 美智子）
チェロ：ひろゆきおにいさん（ヨコミゾヒロユキ）
司会・ワークショップ：なつきおねえさん（坂本 夏樹）
司会・進行：渡邊 悠子［NPOみんなのことば代表理事］