西海学園高等学校でコンサート(長崎県佐世保市)

文化庁「文化芸術による子供育成推進事業/芸術家の派遣事業」を活用して、6月19日に西海学園高等学校に「みんなのコンサート」をお届けしました。

「みんなのコンサート」ってなに?

「みんなのコンサート」は、 NPO法人みんなのことばが提供する、子どものための参加型クラシックプログラム。

子どもの発達に合わせて考えられたオリジナルプログラムだから、本格的なクラシックを、最後まで集中して、五感を使いながら楽しむことができます。


音楽専攻の生徒さんと「カノン」を共演

西海学園高等学校では、音楽専攻の生徒さんは全員ヴァイオリン等の弦楽器を学びます。

今回のコンサートでの共演に向けて、生徒さんたちの準備は万端!公演に先立ち、リハーサルがおこなわれました。

真剣な表情で初めての音合わせ

楽譜をただ正確に弾くことだけではなく、弓をたっぷりと使い豊かな響きを作り出す奏法、最後の音を弾ききったあとの舞台での所作など、具体的なアドバイスを受けて短時間で演奏は変化していきます。

さあ、本番はいかに・・・?いよいよ開演です!

全校生徒で講堂にてコンサート

コンサートは、階段状の座席が並ぶ講堂でおこなわれました。400名以上の全校生徒と先生方が集合し、コンサートが始まります。

ベートーヴェンの「運命」を鑑賞したあと、司会のギャリーによる「この最初の4つの音“ダダダダーン”はなにを表していると思いますか?」の問いかけに、「怒り」「絶望」「恐れ」と高校生ならではの深い洞察で答えてくれました。

人生の壁にぶつかっても、決して諦めることのなかった強い意志の力を演奏から感じ取っていただくことができました。

ギャリーによる発声・歌唱指導も

地元・佐世保出身である、うた・司会のギャリーによる「魔王」の歌唱には、その迫力ある声と演奏にまっすぐな視線が向けられました。

ギャリーによる歌唱指導で、声も出していきます。

いよいよ共演、本番です!

弦楽器を持った生徒さんたちがステージに上がり、いよいよ本番。

音楽専攻の先生、生徒さん、アーティストによる「カノン」の演奏です。

演奏は大成功!観客の生徒さんより、惜しみない「ブラボー!」が贈られました。

指揮者体験は、あふれる笑顔と拍手で

コンサートの終盤には、指揮者体験も。それぞれのスタイルで演奏をリードする姿に、会場は盛り上がりました!

西海学園高等学校のみなさま、ありがとうございました。

参加したアーティスト

音楽専攻の教員を務める上尾先生はギャリーのお父様!貴重な機会をありがとうございました。上尾先生とともに。

フルート

香川 恵理
ヴァイオリン須藤 はるな
ヴィオラ小倉 勇樹
チェロヨコミゾヒロユキ
司会ギャリー(上尾 和音)
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NPO法人みんなのことば
電話:03-3770-4266(平日10:00~18:00)

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