minkoto_watanabe 7月14日は誠心こども園に「みんなのコンサート」をお届けしました。
園の活動に情操教育を取り入れたいというご希望から、系列の誠心第一幼稚園さん（5月に開催しました）とともに、今回初めてコンサートの開催が実現いたしました。
▼子どものための参加型クラシックプログラム「みんなのコンサート」とは
地域の方も一緒に、こども園でコンサート
コンサートには90名程度の園児さんと、20名程度の先生方、そして20名程度の地域住民の方にご参加いただきました。
はじめてのコンサートへの期待感から、とても大きく元気な声で呼び込みをいただき、コンサートが華やかに始まりました。
1曲目のアイネ・クライネ・ナハトムジークが始まると、子どもたちの目線は釘付けに！「うれしい！」「楽しい！」といった感想を思い思いに口にしてくれました。
2曲目のハンガリー舞曲では、曲調に合わせて元気に体を動かしたり、じっと演奏に聴き入ったりするなど、すでに子どもたちのテンションはノリノリ！全身で表現される素直な反応に、会場の雰囲気もとても明るく華やかなものになりました。
目と耳を使って観察し、全身で表現する
ヴァイオリンとヴィオラの聴き比べでは「ヴィオラの音の方が“ぐおぉ”ってする」というユニークで的確な指摘に、アーティスト一同が驚かされる一場面も。
その後も「ピチカートポルカ」では手を前に差し出して「指ではじいてた」とアピールする子どもたち。よく目と耳を使って観察してくれているのが、こちらにもよく伝わってくるコンサートでした。
リクエストの「にじのむこうに」では、曲名が出てきた瞬間から子どもたちも「知ってるー！」と大喜び。キラキラした目でアーティストを見つめながら大合唱する姿がとても印象的でした。
アンコールの大好きな曲にも大興奮した子どもたち！最後まで明るくにぎやかな雰囲気に包まれた、あっという間の45分間でした。
誠心こども園のみなさん、ありがとうございました！
参加したアーティスト
今回の公演は、フルートのかこおねえさんのデビュー公演でもありました！幼いころは保育士を夢見ていた、かこおねえさん。はじめは緊張の面持ちでしたが、いざ大好きな子どもたちの前に出ると、笑顔いっぱいで素敵な音を奏でてくれました。
今後の活躍にもぜひご注目ください。
フルート | かこおねえさん（齋藤華香） |
| ヴァイオリン | はるなおねえさん（須藤 はるな） |
| ヴィオラ | かえでおねえさん（高橋 楓） |
| チェロ | ひろゆきおにいさん（ヨコミゾヒロユキ） |
| 司会・うた | まりかおねえさん（多田 真理馨） |
みんなのことばは、プロの音楽家とともに、参加型クラシックプログラムを通して子どもの心を育てる活動をするNPO法人です。
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